天涯孤独男のつぶやき!

もうこの歳になると怖いモノはない。何でも好き勝手書かせてもらいます。多少辛口になります。ジャンルは世の中のことすべて。

僕は『子供部屋おじさん』の成れの果て?!

2020-12-02 15:20:10 | 日記

(若き日の岡本綾子。僕は追っかけだった)

今朝、羽鳥慎一モーニングショーで「高収入で実家暮らし『子供部屋おじさん』生活が楽、実態は?」という特集をやっていた。
要するに昔あったいつまでも親の脛をかじるパラサイトではなく、そこそこの会社に勤めながら、高収入を得ながら、実家暮らしを続けている青年達を取材したものだ。
まさに俺のことやないけ、と興味深く見た。
僕は生まれてから一度も実家を出たことがない。
ずっと両親と一緒に暮らしてきた。
そして好きなことをして、とうとうここまできた。



母親と仲良しだったので、一度も出て行けとは言われなかった。
それどころか母親が元気な時は食事、掃除、洗濯、お風呂すべてやってくれたので、働いて帰って来て寝るだけで良かった。
だから番組の青年達のようにお金は貯まるわ、こんな楽なことはなかった。
親父の建てた家だから家賃も払う必要もなく、書斎を貰い、そこで本を並べたり、仕事で収集した写真や資料なども置いている。
勿論、そこそこの給料を貰うようになってからは、家にも入れましたよ。
車で母親をスーパーに連れて行ったりもした。
そうこうする内に友人や同僚も次々に結婚していった。
僕もある歳までは結婚を考えたが、40過ぎた頃には見合いの話も来なくなり、こっちも遊んで好きなことして暮らせる生活が楽で「このままで、いいや」という気になった。
そうこうする内に父親が亡くなり、母親が弱ってくると逆に面倒をみるようになる。
そして僕が60歳の時、母親が倒れた。
こりゃ亡くなるまで介護生活をしなくっちゃと、迷わず辞職願いを出した。
何年かの介護を覚悟したが、母は半年で逝った。
約4年前、たった一人の兄もすい臓癌で亡くなり、「天涯孤独男」になった。
そこそこの蓄えや年金もあるし、僕はそのまま今の素浪人?生活を続けている。
書斎は今や物置部屋になっているが、お宝の宝庫でもある。
少し整理してお宝写真を公開します。
まあ僕は「子供部屋おじさん」のハシリで成れの果てだ。
(僕のお宝写真がなぜ白黒かというと、新聞の写真がカラーになったのは、結構、最近の事なんです)