中間選挙の結果を受け、トランプ前大統領が荒れ狂っているという。
15日に出馬表明するつもりのトランプに大誤算が生じたからだ。
選挙直前の予想ではレッドウェーブ(共和党に大波)が起き、共和党が大勝するはずだった。
しかしそうはならず、下院は小差の勝ち、上院の勝敗は来月に持ち込まれそうな情勢だ。
こんなんで出馬表明できるのか？
甚だ疑問だ。
考えてみれば、2020年の大統領選挙でも同じことが起きた。
トランプは思わぬ敗北で、未だに根拠なく「選挙は盗まれた」などとほざいている。
今回の選挙では狭い共和党の中では、トランプに尻尾振って候補者になったトランプチルドレンが沢山いる。
しかし本選ともなれば、民主党支持者だけでなく無党派層も投票する。
良識を持った市民達が根拠なく不正選挙などという、民主主義を破壊するトランプの主張など認めるはずがない。
アメリカ民主主義は健在だったのだ。
それでトランプチルドレン達は軒並み大苦戦している。
今回のことで共和党の議員たちも目が覚めたことだろう。
僕はトランプは次期大統領選で共和党の候補者になれないと見た。