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異例の三選を決めたばかりの習近平がピンチだ。
中国全土でゼロコロナ政策反対のデモが起きている。
このままゼロコロナ政策を続けると、習近平政権が倒れるのではないか、と僕は秘かに期待する。
中国国民も豊かになり中流層も増えている。
彼らは政治的に強大すぎる共産党には諦めているかもしれないが、自分の生活に実害が及ぶとなれば、立ち上がるのではないか。
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10月の党大会で李克強首相など実務派を全て追い出し、自分の側近で固めた習近平。
人間、勝ったと過信し驕った時から崩れるものだ。
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それと同じことが対岸の台湾でも言える。
蔡英文総統が地方選挙で惨敗し、民進党の党主席の座を降りた。
蔡英文は先の総統選挙では、中国の香港民主派弾圧を批判し圧勝した。
蔡英文は先の総統選挙では、中国の香港民主派弾圧を批判し圧勝した。
その前は不人気だった。
習近平の強権のお陰で?圧勝したのだ。
今回は地方選挙だったので、対中政策は争点にはならなかった。
それで、将来の総統を数多く輩出している台北市長を国民党の蒋介石のひ孫の蒋万安(43)に取られた。
蒋万安はなかなかのイケメンでスマートな男だ。
日本の世襲議員といい、フィリピンのマルコスの息子のボンボン・マルコス大統領といい、東アジアでは世襲が好きだな、と僕は思った。