こんばんは。
先日「秋の薬膳」のお話をしましたが、どんな料理だったかを改めて説明しますね。
秋は、夏の湿度の高い季節から乾燥する季節になります。ですので潤いを身体に与える食事が養生のためには必要なのです。
今回は香港の料理に注目したメニューということで、興味が沸いて参加した聘珍楼の「薬膳セミナー」でした。(清水の舞台から飛び降りるほどの勇気で・・(笑)このあとは質素な生活。。)
とはいえ、香港での薬膳料理のお話や香港聘珍楼のシェフのお話、あるいは普段は料理をしないけれど、この料理は自ら調理している料理長からの料理の説明、薬膳の先生からの薬膳養生のお話、本格的な茶芸などもあり、贅沢で豊かな時間を過ごす事ができました。特に香港の叉焼を伝統的に作っている工場の訪問レポートなどもあり、興味深かったのです。
左上: 三種の焼き物盛り合わせ(背脂の重ね焼き、豚肉、鶏レバー)
右上: 烏骨鶏、ふかひれ、白きくらげ、茶樹きのこの壷蒸しスープ
左中: 上海ガニ肉、ゆり根、蓮根の卵白炒め
右中: 魚の浮袋、エビ、きのこの湯葉巻き
左下: 香港麺の焼きそば
右下: 八角味の梨のコンポート
食材にある「白きくらげ」や「ゆり根」など、白い食材は比較的秋の養生に使われます。秋の養生は乾燥を防ぐという意味から肺を潤すことに注目するのですが、そんな配慮のされたお料理でした。
デザートの梨などは、喉の潤いには、格好の食材です。
私も体質や舌をみながら体質診断をして、個人にあった食材やお茶などのご案内もしていく予定です。
また、そんなお相手をしてくださる方がいれば、どうぞよろしくお願いいたします。
★また、個人間のご連絡方法は個別に工夫と検討しますね~。今回のグッズ希望の方々にはご迷惑をおかけしました。