こんばんは!
またまた、いつもの通り意訳バンバンのなんちゃって解説ですが、昨日紹介したウォレスの記事を紹介します。最近はgoogleがいいしごとをするので、少し気を抜いているところもあります。ご了承くださいませ。
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ウォレスのインタビュー
專訪演員鍾漢良:江文峰是《困獸》裡的一抹亮光
『10月の映画市場では、唯一犯罪をテーマにした作品「困獣 」が10月27日に劇場公開された。 この映画は純粋な「香港スタイルの警察映画」という作風なっており、最近、関与している人物も少なくなってきている賭博犯罪をテーマとしている。 時代背景は2000年ごろ、本物と偽物が混じり合い、カジノが密集する架空の都市タイガーシティを舞台に、三つ勢力が常に争いを繰り広げている中での愛と法の複雑なストーリーが描かれている。
この作品では、俳優のウォレス・チョンが、妹の死の真相を究明し、悪の勢力を根絶するために尽力する警察官、江文峰。呉鎮宇が商業捜査局の長官である左君哲。そして張兆輝が実業家四爺。それぞれが対峙してエキサイティングなシーンを演じている。
新華網との独占インタビューで、ウォレス・チョンは、「困獣」は観客の血を騒がせ、非常に興奮させることができる映画だと語った。
この作品の中で、ウォレス・チョンは、埠頭で衝突した車から脱出して海への飛び込み、暗い路地での銃撃戦、命を懸けた対決など、彼のキャリアの中で最も激しいアクションシーンをいくつか演じることとなった。決死の演技に、観客からは「すごい!見ていてワクワクしてハマってしまう」との声が上がった。
ウォレス・チョンはこれまで、時代劇、1920年代の刑事、戦争ドラマなど、アクションドラマで豊富な経験を積んできた。 しかし、それでも彼は、「困獣」には自分が今まで体験したことのない新しいアクションシーンがたくさんあったと語っている。
例えば、建物の間を追いかけるアクションシーンでは、ウォレス・チョンは高度20メートルの建物から13回も「飛び降り」を繰り返した。
このシーンを撮影したときの心境について、ウォレス・チョンは「本当に大きな挑戦だった」と語った。 「撮影を始めた当初は、あんな高い建物から飛び降りて撮影するなんて、思いもしませんでした。さらにあのシーンの撮影の時には、常に空中にぶら下がっていなければなりませんでした。また、吊るされ続けて、まるでジェットコースターに乗っているようでした。心理的プレッシャーも非常に大きいかったのですが、乗り越えるしかありません。スタッフなどの方々の協力を得て、少しずつ作り上げていったのです。 」
そんな苦労した撮影シーンにもかかわらず、この場面は最終的な作品には採用されなかった。 その点についてウォレス・チョンは冷静な姿勢で、俳優として自分の役をうまく演じるきる事こそが自分ができうる範囲であることを理解しており、最終的に作品中にそのシーンが登場するかどうかは関係なく、彼は多くの経験と成長を積んで得るものがあったと語った。
リアリティーを表現するために、たとえ難しいアクションシーンがあったとしても、ウォレス・チョンは「そんな機会はめったにない」ということで、可能な限り自分で演じることにこだわった。埠頭から脱出して海に猛スピードで突入するシーンを、彼は今でも鮮明に覚えているとのこと。「逆走し、銃弾を避けるために車の椅子に横になり、波止場のふちに停泊していた廃船を突き破って海に落ちるまでのプロセス全体はエキサイティングでした。 しかし、そこで完璧に演技をするのは、多くの練習が必要でした。」
「仲間の情(兄弟情)」は香港スタイルの警察映画やギャング映画では古典的な要素である。この作品では、呉鎮宇演じる左君哲と江文峰の関係はある意味敵でもあり、友人でもある。 ウォレス・チョンは二人の間の感情は「複雑である」と表現した。
「二人は元々、若い頃からのつきあいで、そこに妹の死という大きな誤解を経て、両者は実際には反目するようになったのです。ストーリーの中では久しぶりに再会した二人は火鍋を囲むのですが、そのシーンは一見すると二人はリラックスしているように見えているのですが、実はそれぞれが非常に複雑な感情を秘めているのです。」
ウォレス・チョンの見解では、この映画はタイトルが示すように、この作品に登場する誰もが、欲望、金、権力、家族の愛情、友情、愛などに囚われ、まるで「囚われた獣」のようなもの。江文峰は、罪の街に同化していない、いわゆる稀有な警察官である。彼は映画の中の明るい光のような存在で、何の誘惑も強制も受け入れず、最後まで粘り強く、ためらうことなく真実を追求している。』
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あんなに大変だったシーンがカットだったなんて、「映画あるある」ですね。それでも、パン監督の判断なら流れの中でこのシーンが必要なくなったのかもしれませんね。とにかく見てみないと、なんとも判断はつきません。
私は、この際、香港まで行ってこの作品をみるかどうか悩んでいる最中です。
それにしても円安の影響はあまりに大きすぎますね~。涙。
次は監督の記事で~す。