転居に際して、パソコンも引っ越しとなり、ブログ再開が遅れました。
石川県能美市に引っ越しました。
自然も豊か、文化も豊かな土地です。
わらべうたとえんげきの広場はちみつは
ここ石川の地で、再スタートを切りました。
わらべうたや昔話を語るうちに、
どこの物語を語るのか、どこの言葉で語るのか、
という、アイデンティティの問題にぶつかっていました。
全国一律のわらべうたや昔話。
いわゆる標準語、と呼ばれる言葉で語ることに、
自分自身が限界を感じるようになったのです。
ここ能美市の「能美民話の会」のお仲間に入らせていただきました。
そう。「民話」の会です。
「昔話」と「民話」はずいぶんと違うんですね。
いつでもないいつか。どこでもないどこか。だれでもないだれか。
昔話はいつもそういう語り口です。
どこそこの村の誰々さんが、何年ごろにね。
民話では、はっきりとそれが物語られます。
子どもたちは、地元の話だから、とても身近におはなしを聞きます。
民話には体温がある。
じいちゃんばあちゃんの、温もりがある。
昔話にも民話にも、それぞれの理由があり、よさがあるのでしょう。
ただ私は、
せっかくこの地に戻ってきたのだから、
しばし、ゆっくりと地域の「民話」の世界を味わっていきたいと思っています。
これからも、応援よろしくお願いしますね。
北陸周辺なら、どこでも出張しますよー(^^)
声をかけてくださいね!!
地方によってメロディの高低(イントネーション)が
違ったりするのよね。
長崎の「あっかとバーイ かなきんバイ」のように、
地元ならではの うたも、たくさんあったはず。
「民話」の会、どっぷり漬かって楽しんでください。
いつか語りを聞いてみたいけど、
能美市の言葉だと、私にはわからないかなー?
こちらのわらべうたの会(松任)にも参加させていただいたのだけれど、
やはりコダーイの教科書をもとにされているようで、
地元のわらべうたを実践されている場はまだ見つかりません。
ただ、そのわらべうたの会、
代表をおかないみんなでの運営、とか
誰もが先生をできるくらい覚えていたりとか、
おひるは持ち寄り昼食で、とか…
なんだか懐かしーい匂い。
シュタイナーも勉強されていて、
ウオルドルフ人形も、本を見てみんなで作ったんですって!!
懐かしくなるね。
また、やっぱりみなさん一筋縄ではいかない、それぞれの活動をされていて、素敵な方ばかりでしたよ。
いい出会いを求めて、さらにさまよいつづけるわ!