戯曲の作者、川手鷹彦氏についてご紹介します。
川手鷹彦氏は、スイスのゲーテアヌム言語造型・舞台藝術院を卒業後、ゲーテアヌム舞台アンサンブル専属俳優兼演出家として活躍されました。また、バリ島にて影絵芝居祭司デワ・マデ・ライ・メシ氏に灌頂を受け、バリ・ヒンドゥ僧侶となり、魔女ランダを12回に渡って舞い続けました。
東京品川 藝術・言語テラピー研究所「青い丘」では、「ごっこあそび」「わらべうた」「昔話」を三本柱とした治療教育を展開。演劇塾「銀河鉄道」でのこどもたちとの公演活動、親の学びの場「とらおおかみ」でのわらべうたや昔話の語りの普及などを実践。また法務局保護局と協力しての演劇塾の全国展開、東京大学等大学での教育活動を経て、現在は一般財団法人《花の家》代表理事・筆頭講師を務められています。
今回の作品<私の名は「月の輪」>は川手氏自身の家系と、友人の家系に実際に起こったことを基に、福島県の民話、国定忠治の史実、キリスト「ゴルゴタ丘の秘蹟」を織り込んだ作品となっています。
※写真は、出版された本の数々です。
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