明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

NBAは一体どうなってるの?

2017-08-15 20:30:00 | スポーツ・ゴルフ
とにかく、カーメロとカイリーは一体どこへ行くのか? が問題だ!

今NBAファンの間で最大の関心事はこれであろう。どちらもウェスタン・カンファレンスへ移籍する雰囲気である。カーメロはヒューストンへの移籍を希望のようだし、カイリーはミネソタの公算が濃厚という。どっちにしても今度のNBAは戦国時代に突入すること間違いなしである。そもそも今のドラフトの仕組みは中々難しくて1位指名権とか三角トレードとかなんでもありと言える状況が大流行りだ。実力のある選手は一定期間我慢すれば、意中のチームで仲の良い選手同士が集まってあっと言う間に超強力チームが出来上がる。

去年オクラホマからゴールデンステートにケビン・デュラントが移って優勝したのは記憶に新しいが、今年はそれに負けず劣らず激しいトレード合戦が繰り広げられている。まずロサンゼルス・クリッパーズからヒューストンにCP3ことクリス・ポールが電撃移籍しジェームス・ハーデンとの魅惑のコンビ結成を発表した。それに続いてデュラントの抜けた穴を埋めるかのように、インディアナからポール・ジョージがこれまたびっくり移籍してウェストブルックとの強力デュオ結成である。そしてシカゴのリーダー格だったジミー・バトラーがミネソタに移ったという。これはコーチのトム・シボドーの影響も大きいと思うが、ここのところ万年あとちょっとでプレイオフに進めていないティンバーウルブスにとっては、核弾頭をゲットしたも同然である。

でシカゴは、去年デリック・ローズをニックスに放出して代わりに取ったラージョン・ロンドが、今度はニューオーリンズに行ってしまったと散々である。ここはアンソニー・デイビスとデマーカス・カズンズとのツインタワーを操るガードが欲しかったところなので、ロンドの加入は魅力的である。シカゴはクリス・ダンとザック・ラヴィーンを取って若返りを図ったようだが果たしてどうなるか、ザックは私のお気に入りだったので、シカゴも注目チームに入れなければならなくなったようである。昔は自分達の住む町のチームが唯一の応援対象だったのが、最近は選手の移動が激しくてむしろ「選手の行くチームが応援チーム」というファンが増えているという。私なんぞは日本にいて何処の町ともなんの関わりも無いから、最初っから選手ありきのミーハー・ファンである。ちなみに、私はワシントンのジョン・ウォールのファンであるが。

昔のデトロイト・ピストンズ(大昔のバッド・ボーイズの後のチーム)にチャウンシー・ビラップスというガードがいて、私は彼の大ファンだった。一点差や二点差で負けている試合を最後の何秒かで逆転する「俗に言うクラッチ・シュート」を見事に決めて見せるタフな精神力に、当時まだ管理職になりたての私は魅了されて一発で惚れたしまったのだ。もちろん他にもファンの期待に応えるような大逆転を演出する選手は何人かいる。そういう見事な選手達の中でも、ちょっとお茶目なキャラがミスマッチなジョン・ウォールは、見てて楽しい人気選手である。ワシントンはチームとしてはイマイチだが、そこはファンとしては安心して見てられるので(のめり込まなくていいという逆の意味で)とても楽である。

何にしてもカーメロとカイリーが決まらなければ何も決まらないNBA、私としてはミネソタに二人とも来ちゃうのがベストなんだが、、、。でもお金が無限大に払えるわけでもないので(サラリーキャップという枠もあるし、更にウィギンズがマックス契約を要求したらしいと言うのでますますお金が必要になった)、まぁカイリー一人でも良しとしよう(充分凄いことだが)。カイリーの離脱を見越して、クリーブランドはニューヨークからデリック・ローズを取ったらしいので、ニューヨークではあんまり良いことがなかっただけにローズにも活躍してほしいと思う。何しろ彼の輝かしい選手生命は二度の大怪我で何もかも台無しになる所だったのだから、ここで一発「一花咲かして」貰いたいと思うファンも多いのじゃないかな。いずれにしてもシーズン開幕が迫っている。惑惑するシーズンになるかどうかは、二人の動向にかかっているのだ。頼むよカイリー、ミネソタに決めてくれ〜!!!

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