今までスイング全体について理想を追求するあまり、アドレスからフィニッシュまでの現在の私の考えを「こと細かく」説明し過ぎていました。これは毎回1冊のスイング理論を読まされるのと同じことで、読んでる方は「長過ぎて飽きる」とウンザリされていたと思います。
それで今回から「気付いた点」を一つに絞って記事をアップする事にしました。読み易く、また直したい点がすぐ検索出来るように、ハッシュタグに「ゴルフスイングのコツ」と入れますので、ご参考になれば幸いです。
《お薬手帳01》確実にレイトヒットするには
まず普通にアドレスし、クラブヘッドの位置を変えずにグリップを前に出してシャフトを倒し、そのままインパクトの体勢を作って右腕をやや曲げ「左45度を向き」ます。これがインパクトの最終形と思って下さい。このポジションを「第一目標」とします。なお、グリップを左手は掌屈・右手は背屈しておくこと。この形になる様に「右手を右肘より後」に残し、「左腕を胸に乗せた」のがダウンスイングです。
これを実現するには
① トップで左腕を胸にくっ付け、右肘は前に出して右手は軽くシャフトを支えるだけ。腕には「一切の力を加えない」で、ダウンスイング時には胸の回転だけを考える。
② 目線は第一目標に向ける事。
③ ダウンスイング中ずっとトップの形を維持しておき、右肘がボールを通り越したら目線をボール位置に戻します。
④ 同時に左広背筋の力で左腕を胸から跳ね上げるようにし、右手のスナップを利かし、左脚を伸ばす力も加えてヘッドを加速させ、クラブを走らせてボールを引っ張り投げる。
以上です。
ここでのコツは、最初は左前方の「第一目標」を見てダウンスイングし、最後にインパクトの瞬間は目線を戻して「右足前のボールを見る」という方法です。顔はボールを見ていますが、身体は第一目標を向いているので確実にレイトヒット出来る筈。球はドロー回転が掛かるので右に飛び出して正面に戻って来ます。
例えば野球のピッチャーがボールを投げる時、まず身体を捻って腕に「テンション」を掛け、その後に「肘と手首のスナップを効かせ」てボールに最大限スピードを出すのに似ています。第一目標まで胸の回転で加速したら、後は腕を伸ばしながら手首のスナップを強力に効かせてインパクト。スイング前半は収縮し、インパクトから後半は全開放する・・・物を「遠くに飛ばす」共通の方法じゃないでしょうか?
この45度前方(第一目標)に向かってスイングする、というのが私の考えた「コツ」です。ハンドファーストもアーリーリリースも同時に解決しちゃいますので、是非お試し下さい。
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