明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

韓国は、実は2つの国だった!?

2019-09-05 21:39:47 | ニュース
今朝のテレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」は、久々に面白い内容だった。例によって、玉川氏による「そもそも総研」が秀逸である。それは現在の韓国の保守勢力と革新勢力の相克を、元々の民族が3つ「つまり、高句麗・新羅・百済」に当て嵌めて考えるという切り口だ。曰く朝鮮民族は、北朝鮮は高句麗、保守は百済、革新勢力は新羅(保守が新羅かも、ちょっと覚えていない)、という3つに分かれるという。以前私は北朝鮮と南韓国は民族のルーツが違うと思っていたが実は韓国は、百済と新羅の2つに分かれると聞いて「さもありなん」と納得した。彼らの非論理的敵愾心を耳にするにつけ、これは理屈ではなく「歴史的に民族に伝えられたDNA」なんだな、と分かったのである。この民族的なDNAというのは、理屈では説明できない「民族感情」でもある。日本人がいつのまにか国民感情として嫌韓に走るようになっているのも、心の何処かでノスタルジックに中国を想うのも、すべて理解できる。日本民族は倭の五王の時代から豊臣秀吉・西郷隆盛に至るまで、ずっと朝鮮を「征服すべき土地」と捉えていた。中国は教えを請う相手で偉大な文化を持つ大国であったが、韓国にそのような感情を持ったことは「過去も現在も、一度もない」のである。韓国はアジアに於いて、その他大勢の国の一つに過ぎず、日本人が韓国から学んだというものは「何一つ無かった」のだ(これは事実である)。半導体にしてもディスプレイにしても、元はと言えば日本の技術であり、その前に遡れば欧米で発達した先進技術である。それを日本が持ち前の加工技術で花開かせたのであり、韓国は単に出来上がった技術を「上手いこと商売に結びつけただけ」とも言える(その通り!)。だから慰安婦にしても徴用工にしても、ネガティブな話をしつこく繰り返して何とか日本を叩こうとしているが、ちっとも前向きの話題は出てこないわけで、日本人の優位を心底脅かすような革新的な能力で「韓国民族の底力」をアピールするまでには至ってないのだ。つまり、インドのような数学的頭脳の優秀さとか、中国のような経済的狡猾さ・大陸的雄大さとか、北欧のような生活に密着した技術の素晴らしさとか、イタリア・フランスの文化的洗練とか、またアフリカのような計り知れない未知のパワーだとか、素晴らしいと感じる多くの他民族と比較して「韓国は印象に残らない」影薄い国である。それが「めったやたらにキャンキャンと噛み付いてくる」からもう、鬱陶しい。そろそろいい加減にしないか!、というのが日本人の大多数の「本音」であろう。勿論、TBSだかどこかのワイドショーで不適切なコメントを出した挙句出禁になった中部大学の武田邦彦教授みたいなゲスな人間も世の中には大勢いるわけで、玉川氏はこの傾向が増大すれば「戦争に至らないとも限らない」と警鐘を鳴らした。実際、たかだか60年前のユーゴスラヴィアのおぞましい憎悪の連鎖が示すごとく、「民族で争う」ことの不毛さを思い出さずにはいられない。だから韓国が「なんでもかんでも日本を叩け」というのも、あながち誇大な被害妄想ではない。しかし日韓関係がここまで悪化していて、マスコミは毎日のようにニュースで騒ぎ立て、専門家と言われるコメンテイターも連日わんさか解説してるにも関わらず、「こういう切り口」で韓国の行動をズバリと説明したテレビ局が今までなかったというのは、何故なんだろうか?。

日本人は国土が島国でもあり、有史始まって以来の単一民族国家である(まあ、朝鮮半島から渡来した外国人はすごく多いと言えるが)。だから「民族同士のいがみ合い」という意味では、経験は殆ど無いに等しい。ところが中国などに行くと「そこら中で異民族(何が異民族かは議論があるとしても)にぶち当たる」わけだ。つまり、政治的・宗教的・文化的・生活習慣的に、自分達と違う風習をもっている民族と「議論する」ことが日常の世界に、昔も今も住んでいるのである。当然、「あたりまえ」が通らないのが「当たり前」なのだ。そんな中で自分の主張を通すためには、「数」で圧倒するか「正義」を貫くか、いずれにしても考え工夫しなければいけなくなるのである。我々日本人はこの「考える」ことが大の苦手なのだ。何しろ理論的に立証しなくても、「常識」で答えが出てしまう国なのだ。その「常識」が、実体がない絵空事であっても、である(これは国民全体の4割が「A型だという血液型分布」も、影響している)。まあ血液型の話になると話がややこしくなるので別の機会に譲ることにするが、とにかく日韓関係の解決は「韓国人自身が、原因はこの民族問題」であると認識する必要がありそうである。韓国の大統領は政権が交代すると「途端に」検察の厳しい追及によって犯罪者にされる国だ。当然、今の文在寅大統領も、任期が終われば朴槿恵同様に、何らかの不正疑惑で罰せられることは間違いないだろう
。「何らかの」と書いたが、罪名は何だって構わない。要は保守対革新つまり、新羅と百済の戦いが繰り返されて、「あの連中に負けるなんて、決して許されない」的な感情で民族対立を繰り返した結果、元大統領と言えども「対立政党が牛耳る検察の餌食」になってしまうのである。今回の曹国氏の疑惑にしたって、最初から最後まで「政争の具」にされていることは火を見るよりも明らかだ。

結論:日韓関係については、もうニュースで取り上げる価値も無い「犬の喧嘩」として放っておくことが望ましい。

これは彼ら韓国人が自国の内部の問題として、独力で解決するべき話である。慰安婦・徴用工問題にしても、もう「日本は相手にしない」でいいだろう。どちらにしても、一旦決めた国家間の約束事さえ反故にするほど、「新羅と百済の民族間の対立感情」は根深いのである。海を隔てた日本としては白村江の戦いで手を引いた故事に倣って、この問題に深入りすることなく知らんぷりしているのが正しい態度であろう。個人的には「仲の良い友人」が韓国にいるならば「それなりに付き合う」程度にして、国の対応としては「しばらくシカトする」のが賢明だと思う。私的には、韓国内の民族的な感情対立の矛先を日本に向けることによって、勢力を伸ばすといった政治手法を取っている「革新政党(文在寅派)」が、余りに反日を煽った結果やることが行き過ぎて穏健な人々の支持を失い、次回の選挙で「保守系の大統領が誕生する」というシナリオが最上の策であろう。ひたすら政権が交代するのを待つ、というのが、「今の韓国の政治構造を知った上で」のベストである。

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