明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

マイナス金利は何の効果があるか

2016-02-16 19:42:48 | ニュース
日銀も銀行もマイナス金利がどうこう言っているようだが、まるで見当違いだ。そもそもGDPの6割を占める消費をどうやって維持活性化するかという話に、企業の内部留保や資産家の余剰預金を引き出そうとしてマイナス金利を持ってくること自体がトンチンカンである。

消費を活性化するには消費者つまり一般大衆の将来を安全・安心なものにすることで、タンス預金を「使えるお金」に変える以外に方法は無い。1000万円なければ不安な状態では貯金が1000万円になる迄お金を貯め続けるしか無い。それが500万円もあれば充分生活できるという気持ちになれば、500万円は使えるお金としてマイナス金利なぞなくても「市場に出てくる」。

経済に逆転満塁ホームランは無い、地道にジワジワと王道を歩むしか方法は無いのである。金融政策で経済をどうにか出来ると思うのは、一部の資本家・大企業それとお金の亡者の投資動向だけだ。GDPはマネーゲームではどうにもならない「経済の実体」である。日本の有権者よ、手遅れになる前に良い加減に目を覚ませ。本当の経済活性化は、アベノミクスのような上っ面だけの掛け声倒れでは乗り越えられないぞ。

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