明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ絶対上手くなってやるぅ(11)一向に上達しないゴルフ下手が、自虐でつぶやく「スイング馬鹿!」

2021-07-31 20:13:27 | スポーツ・ゴルフ

ゴルフはたった3日ボールに触らないだけで、まるで球に当たらなくなるスポーツだ。なのにワクチン打ったから少しの間は運動は控えておこうか、とか考えたのが猿の浅知恵だったのである。私は必死で考えた。きっとこれは「基本」というものが出来ていないからではないか(気づくのが遅いわ!)。姿勢がどうとか切り返しがどうとか、あれこれ YouTube を見ながらイメージトレーニングを繰り返していて、余りに「色々のメソッドをやり過ぎ」たせいで、肝心のスイングがバラバラになってしまったに違いない。ああ、どうしよう・・・。飛距離を伸ばす一発大逆転の秘術を習得する前に、まずは以前からの悩みである「ダフリ・トップの無い、正確なインパクト」を身につけるのが先なのだ(おおっ、やっと分かったか!)。それからゆっくり「ちゃごる・GG」の新しい理論を試しても遅くはない、と一から考え方を改めた。とにかくやるべきは「基本」からである。そこで一念発起、二度目のワクチンを打ったついでに、有賀園で「練習器具」を買ってきた。これでバッチリ「スイング安定化作戦」スタートだ!

1、まずインパクトの形を覚える

新井淳の YouTube 動画で、正しいインパクトの形をやさしく説明していたのを発見!。先ずアドレスで手の位置を正面にし、クラブを右45度に向けて構える。それから形を崩さずにハーフウェイダウンの位置まで持ち上げて、そこからクラブはそのまま45度の位置を保って「お尻を回す」と、グリップが左脚の位置に戻ってきてヘッドが球に当たり、きれいな「ハンドファースト」が完成する仕組みだ。これは簡単である。まあ実際はもっとスピードを出さなきゃならないので簡単には行かないが、「基本の仕組み」はこれでいけると思う。基本を覚えるのだから難しいことはやらずに、色々な操作を必要としない「単純な方法」がベストである。これをスイング安定化作戦の「基本」にして、これを毎日100回やって「開いて当てる感覚」を身体に染み込ませることにした。

基本その1・・・インパクトは尻で打つ!

2、ヘッドを正確に球に当てる

ダフリ・トップさえ減ってくれば、いずれインパクトはまともに当たってくる筈。それには先ず、「いつも同じ場所」でヘッドが地面を摺ることが絶対条件である。そのために有賀園で買ってきた最強の練習器具が Tabata の「ショットマット286(¥3300)」という、いわゆる人工芝のマットである。私はインパクトで地面を軽くシュッと摺るのが昔からどうにも出来なかった。皆んなが打つ前に良くやっている、素振りで芝を軽く摺る「アレ」である。私は芝を摺ろうと振るのだが、空振り(素振りだから空中を振ってしまう)するか、思いっきりザックリか、どちらにしても「上手く出来ない」のが悩みだった。だからコースでは、打つ前の素振りはしないことにしていた。結果は勿論良いはずはない。それを改善するために心機一転、新しく人工芝のマットを買ったのだが、ゆっくり大きくスイングして、加速しながらインパクト後に「マットを摺る」イメージで毎日の自宅練習に使おうと思っている。ゴムティーを刺す穴もあるから、苦手な「スイング軌道の前後のズレ」の矯正にも役に立つと考えた。

「素振り」は確かに大事だろうが、どうも素人は筋力強化に走りやすい。いま私に必要なのはビュンビュン振り回す体力ではなく、「正確に同じ所にヘッドを入れる」技術だと思う。第一、150ヤードくらいの距離だったら、体力どうこう言うよりも「真っ芯に当てる」技術の方が有効だろう。それが出来れば、飛距離も自ずとついて来る。ままよ飛距離が出なくても、老人らしく尺取虫ゴルフでスコアは良くなるに違いない(そうだそうだ!)。まあ私が今より多少とも上手くなるだろう「80才」の頃には、どのみち飛距離など「ムリムリ、超ムリ」ってことになってる筈である・・・。とにかく今の私には、正確に当てることだけに「全集中」することが先決なのだ。せめて冥土の土産に「真っ芯で打つ気持ち良い感覚」だけは我が物にしたい!。というわけで、マット摺り練習で「インパクトの安定化」を完成させちゃおうって魂胆だ。これは「1」のインパクトの形で摺るのが大事である。

基本その2・・・地面を摺ればインパクトが安定!

3、インパクトに全パワー集中

私がイメージしているスイングは、下半身から30度くらい上半身が傾いたままインパクトして、そのままフィニッシュまで振り切る「王道のビューティフル・スイング」である。そんな華麗なスイングを実現するために私が考えた「練習ポイント」を書き出してみた。

a. 腹筋に力を入れる
アドレスしたらクラブを左手で押し出すように大きく上げていき、肩を回すというよりは「右肩を引く」感じでトップまで捻っていく。左肩は右肩に釣られて顎の下に入るくらいが丁度良い。全体的には、ちょっと左脇が縮む感覚で、背骨の前傾を保ったまま上げるのがコツ。無理に上げようとすると起き上がってしまうから気をつけること。なお、左腕を伸ばすことで無用な腕の力を抜き、「腹筋などの体幹」を使ってクラブを振るとスイングスピードが早くなる。それに、腕が縮こまっていると下半身を始動した時に肩が一緒に回ってしまい、「捻転差がなくなる」ので要注意だ。

b. トップは身体から遠くに上げたほうがいい
クラブを遠くに上げることで、ごく自然に左脚へ体重を移すことが出来る。なお、トップにいくまでは余り前傾姿勢を深く取らず、身体をリラックスさせて「定位置」に上げることが重要。トップに収まる位置を「毎回同じ」に出来ればスイングは大幅に安定する。なお、頭は軽く右を向くぐらいで動かして良く、無理にガチガチに固定するのは無駄な力が入って「かえって良くない」ように思う。但し、顎は引いてやや下を向くのがセオリーだ。

c. 下半身から始動する
バックスイングでハーフウェイまでクラブが上がったら、そこからトップまでクラブが上がるのと並行して、右股関節に体重を乗せ、グッとお尻を突き出す。突き出す方向を「左後ろに」することで、全体的に「左」へと重心が移動する感じを掴むのが大事だ。この動作をしている間は、上半身は「無」の状態が良いと思う。それには a の「右肩を引く」意識が有効である。左肩を回そうとすると「左の側面に力が入り」、下半身の動きを邪魔してしまう。ここは下半身と上半身を切り離さなければいけないので、なるべく「左」は使わないでおきたい。そして、頭の位置がアドレス時のまま殆ど変わらないとすれば、腰は若干「目標方向」にズレるのが正解だと私は考えている。そうすると「左股関節の辺り」にパワーが集中してくる筈だ。左の後背筋がしっかり伸びてくると、前傾姿勢も維持できて、さらにインパクトが強くなる、と私は思う。

d. 切り返しは、左に踏み込んだタイミング
お尻を突き出し、腰を左後方に移動させたら、左脚を踏み込んで「お辞儀」をするように屈みこみ、右腰を目標方向へ回転させる。この沈み込みからクラブを振り下ろすまでの「一瞬の間」が、いわゆる「切り返し」だと私は考えている。踏み込んだ左脚に力を入れて、腰をグッと回しながら「右腰」を引きつける動作が一番大事な動きである。この間、腹筋に力を入れて姿勢を保つことが重要。これは一瞬の動きなので「全体で」流れを掴まなくてはならない。一流選手の動画を見ていると、下半身の踏み込み → 腰の回転 → 上半身、の順番でスイングをしているのがアリアリと分かる。腰が充分に開いた「後で」クラブを振っている感覚である。時間差があるのだ。だから捻転差が大きくて球が飛ぶ(飛ぶのはそれだけの理由じゃないだろうが)。これを体得するには、「イーチ、?、ドーン」のリズムが最適だと思う。「イーチ」でバックスイングを始め、右肩を引きながらクラブを上げて、一瞬息を止める「?」という「間」で左脚に体重を乗せ、腰を落としたまま右腰を回転させて正面を向き、次の瞬間「ドーン」と力一杯脚を伸ばしながら、一気にクラブを振り切る。このリズムである。リズムは人それぞれの好みがあって当然ではあるが、自分専用の掛け声を作っておくとベストだと思う。腰を回す時、上半身はむしろ逆に「右に捻る」ぐらいの意識で丁度上手くいく。グッと腹筋に力を入れると、上手く屈んだまま「下半身を回転する」ことが出来る。イメージは、腰は正面を向いているが「上半身は右を向いている」というのが理想。この右を向いた姿勢のまま「下半身を回転させる」ことがスムーズに出来るなら、スイングの半分は出来上がったも同然だ。この動きを何度も何度も練習すると、自然とインパクトのタイミングも取れてくると思っている。何より、腕に力が入っていなければ、クラブの軌道は安定する理屈だ。とにかくダウンスイングは、「野球のピッチングのリズム」がタイミングが同じで取りやすい。

e. 左脚を伸ばしても、左肩はそのまま
左足から腰までを伸ばして身体を支え、上半身が前傾して「その形でクラブを振る」。この形を保ったまま、インパクトからフィニッシュまで、スイング軌道が一定の場所を通るようスイングすることが現在の私の目標である。これを身体が覚えるまで、とにかく下半身と上半身を一体化させる練習を続けること。左脚を伸ばした時に、一緒に身体が起き上がり、前に突っ込んでしまうのが問題だ。如何に身体を回転させて、同時に頭を残すか。これがスイングの最重要課題だと考えている。前に突っ込まないためには、切り返しで「右を向いている」こと。右さえ向けていれば、インパクトで「肩が開かずに」下を向いたまま振り切れる。

f. 左手でインパクト位置を調整する
だいぶスイングの形が出来てきたら、ようやくクラブヘッドを正確にボールに当てる練習を追加する。球に当てられるスイングを作るのではなく、スイングの形を作ってから、「真っ芯で当たる場所」に球を置くのである。この方が簡単だ。それにはまず、クラブを持っている左手のグリップを「同じ位置」に持っていく意識が重要である。フェースをボールに当てようと「手先で調節する」と、逆に中々当たらない。素振りをやってヘッドが地面を摺る位置に「球が来るよう」構えるのである。だから素振りが重要になる。なお、グリップとクラブヘッドの角度は実際に球を打ってみて、「打感が一番いい場所」に決めるのが良いと思う。何故なら、見た目重視でハンドファースト云々を考えてると、根本的なところを間違える危険があるから。根本は「真っ芯」で打つことである。ただインパクトで「左肩の真下よりやや内側にグリップがある」状態が一番力が入りやすいようだ。当然ボールの位置はもっと右側に来るのが正解である。

以上、スイングの全体的な流れを、自分なりに言葉で表現してみた。要は、言った通りに出来るかどうかである。そこが理論と実践の違い。まあ、画に書いた餅にならない様、とにかく練習あるのみ。不言実行の精神で挑みたい。

3、スイングの基本はインサイドアウト
スイングでは、体重移動とかタメとか腰の回転とか色々言ってるけど、最後は結局「クラブの軌道」に辿り着くのではないだろうか。私は実は、自分のスイングに疑問を感じて以来、ずっとインパクトの「手首の形」に疑問を感じてきた。それは今でも、究極のハンドファーストを得るための「必須事項」だと思っている。私は今まで「身体の正面」でインパクトしてきた。それが間違いだと気付くのに「およそ40年も」かかった訳である。だが正しい位置でインパクトする「以前」に、そもそも「正しい軌道」でクラブが下りてこなければ、インパクトもクソも無いと最近は思うようになった(つい最近だ)。そこで自分のクラブ軌道を「残像」で確認するようにしたら、何のことはない、しっかり「アウトサイドイン」に振っていたのである!、ああミジメ・・・。これを直さなければ私のスイングはいつまでも「下手っぴ」のままなのだ!。

基本その3・・・クラブ軌道はインサイドから振り下ろす。

4、手首はインパクト後に返す
ここまで色々スイングを考えては試してきたが、未だにキチンと理解出来ていないのが「インパクト」である。それはとりもなおさず「一度としてまともなインパクト」を経験していない、ということなのだ(がびーん!)。ちゃんと球を捕まえている人のインパクトは、私のとは「音」が違う。多分、スイングスピードが違うのだろうと想像したが、「それだけではない」とも感じている。インパクトの正しい形はどうなんだろう?。とにかく私は「私最高のインパクト」を目指して、YouTube 動画を見まくった。その結果の「現在のインパクト理論」を書き出してみたい。

a. まず手首の動かし方だが、やっぱり「手首は返した方が良い」と思う。その方が力が入るからだ。但し、タイミングが早くなり過ぎると右手が伸びてしまうので要注意である。基本的には「インパクトまで手首の角度を保って」当てるようにし、当たる直前からフォローに向けて「ググっと手首を返す」というのが一番だと思う。つまり、当たるまで「返さない」というのがミソである。この時、右手の中指・薬指と親指の腹でしっかりクラブを押しながら、最後に「人差し指のスナップを効かせて解放する」と言うのがコツみたいだ。最初はゆっくりとタイミングを意識して練習すると、もしかして「上手くなる、かも?」知れない。とにかく何でもやってみることだ。

b. 大事なことはインパクトの後で上半身を「素早く開いて右手の動きを邪魔しない」ことだと思う。それには「左肩の引き上げ」が鍵になる。ダウンスイングで左肩が顎にくっついていると上手く頭を残して左肩が引き上げられない。右肩に意識を集中させると左肩がフリーになる。

c. そして振り出したクラブを持つ手の形が、「親指がまっすぐ伸びて、腕とシャフトが一直線」になっていること。私の理想のフォローである。これはハンドファーストにインパクトで来ていれば、自然と出来る形だと思っている。これが出来たら、私の長い長いスイング探求の旅もようやく「終着点に辿り着いた」、と言えよう。果たして生きている内に「そんなフォローの形」が出来るかどうか、少し心もとない限りではある。だが、形は練習する内に自然と出来てくるもの。そう信じて今はひたすら振ることにしよう。

基本その4・・・フォローで腕とシャフトは一直線

5、そうこうしている内に「ハンドファースト」も出来てくるんじゃないの?
スイング馬鹿の私の悲願である。これはまず、前傾姿勢が必須だろう。ボールより後ろに頭が残っていれば(ビハインド・ザ・ボール)前傾姿勢は自然と出来るようになる筈だ。そうすれば、目標であるハンドファーストも出来るようになるし、ダウンブローにもなり、おまけに飛距離だって「伸びちゃう」んである!(うーんむ、この何とも心地よい響き!)。だが私が無理やりハンドファーストにすると、全然球が飛ばないのだ!、「なんで〜?」

基本その5・・・先ず正確に当てること

飛距離だの方向性だのを云々するのは、真っ芯で当てられるまでは「百年早い!」と知るべし!。目標が遠ければ遠いほど、さらに意欲を掻き立てられるのが私の強みである。千里の道も一歩から、と言うではないか・・・。

でもこれ、もうゴルフとは言えないみたい・・・(インパクトゲーム?)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿