明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ今週の気付き(4)全英女子オープン最終日への期待!

2022-08-07 17:17:25 | スポーツ・ゴルフ

渋野日向子が戻ってきた!。二日目はしんどい我慢のゴルフを強いられて、2オーバーと一歩後退したが「ゴルフは日替わり」とサラリとかわし、昨日は見違えるような出来のショットとパターを連発。後半を4アンダーと素晴らしいスコアを叩き出して、なんと驚異の66で回ってきたのだ。渋野日向子、やってくれるネェ〜。

ところが南アフリカのブハイという選手。前回2019年の全英女子オープンで渋野が優勝した時に最終日トップで出てコロ負けし、悔し涙を流したとか流さなかったとか、何かと因縁がある曰く付きの相手だが、まさかの64という記録的なハイスコアで圧倒的な存在感を示してトップに躍り出たのである。ホンマに64?

これはブハイが前回のリベンジを果たすという前兆なのか?、それとも渋野日向子が再び返り討ちにして高々と優勝カップを掲げる前振りなのか?。キーポイントはラスト3ホールにおける両者の勢いである。

渋野は17番でイーグルを外したがきっちりバーディを取り、18番でも惜しいパットを打ったが惜しくも外してパーだった。もしかしたら・・・という期待をもたせる終わり方である。一方ブハイの方は17番で奥のラフまでオーバーさせ、大ぁーいビンチ!という所を「奇跡的に」チップインのバーディとし、逆にスコアを伸ばした。超ラッキーである。それまでも終盤に来てショットを打ったあと、顔を左に曲げるシーンが多く見られてスイングに不安な様子である。徐々にショットが曲がり始めている、あるいは曲がったけれど何とか収まっている、という風に私には見えた。つまり、最後の何ホールかは「ツキ」で頑張っていた64だと言える。そして18番ではとうとうこの日初めてのボギーを打ってしまった。

流れは間違いなく渋野日向子に向かっている。その流れに渋野が乗ることが出来るかどうか、だ。そこで私の楽しみの一つ、直前予想をやってみたい。

1、予想される展開その1
前半の9ホール、渋野はバーディ先行してノーボギーで2アンダーと抑えめに通過。ブハイは出だしでボギーが先行し、バーディーも取るがボギーも打って、結果としてイーブンと低迷する。二人の差はこの時点で3打差ぐらいに縮まっているのではないか。パックナインは渋野のほうが断然良いのでどんどん差を縮め、17番で逆に1打差を付けて、逆転で渋野が二度目の栄冠を手にする(パチパチパチ!)。

2、予想される展開その2
ボロボロになりながらもやはり5打の差は大きく、流石の渋野も追いつけずブハイが辛くも逃げ切って、大粒の涙を流しながら優勝の喜びに嗚咽する。・・・余り見たくない気もしないではないシーンである(すぐテレビを消して寝る)。

3、予想される展開その3
渋野とブハイがドロドロの死闘を繰り広げているところを、1組前のチョン・インジがスルスルっとバーディを重ねてイーグルなんかも取っちゃったりして、あれよあれよと65ぐらいを叩き出して優勝してしまうパターン。チョン・インジは目立ったミスらしいミスはしてなくて、スコアも3アンダー・5アンダー・1アンダーと一度もオーバーパーを出さなくて安定しているのが強み。ブハイのような爆発力はなさそうだが、バターが入れば一気に優勝戦線に加わってくる力は持っている。最終組二人がお互いを牽制しあってスコアを伸ばせないでいる間に、1組前で気楽にゴルフに集中出来るという点では、十分優勝の可能性は「ある」と思う(チョン・インジは好きだから許せるかも)。

とまあ、名門リンクス・ミュアフィールドで行われた今年の全英女子オープンの栄冠は、果たして誰の手に渡るのか?

答えは今夜、12時を回った真夜中2時頃に出る。寝ないで見るか、それとも眠って明日ゆっくり見るか・・・。

さあ、あなたならどうする?


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