これは100%「人それぞれ」で何を選ぶのも自由であり、またはテーマなんかないというのでも構わない好き勝手の世界だと思います。何が正しいということもない全く個人的な話ですね。ただ単にそのテーマに興味があるかないかというだけの事なので、居酒屋で気の合う者同士が勝手に盛り上がってる状況を想像すれば大体分かるんじゃないでしょうか。どうぞご勝手に、です。
で私は「歴史を見る眼」をテーマに選びました。
具体的には夏殷周から明清中華人民共和国に至る「覇権の興亡とその原因」を見る透徹した眼です(えらそうに!)。中国はこと歴史に関しては世界に冠たる優れた民族で、古今いくつもの素晴らしい歴史書が書かれていて私のような歴史好きには「たまらない宝の山」というわけです。
最初は誰しも春秋戦国から秦の始皇帝までの攻防と統一に目を見張り、それから三国時代と魏晋南北朝の乱世を抜け出した隋・唐の世界帝国出現までのスケールの大きい歴史にのめり込んでしまいます。とっかかりは色々あるでしょうがとにかく中国史は様々な人物像がエピソード豊かに描かれていて、読む者をとことん飽きさせませんね。
そんな中で私は中華統一王朝の栄枯盛衰に何か「一つの流れ」がある、とずっと感じていました。言わばパックス・ロマーナといった英邁な君主が統治する完成した組織体としての統一社会が生まれ一時代を謳歌する、です。それが徐々に崩れて爛熟し崩壊する段階で各地に独立した勢力ができ始め、そして新しいムーブメントが生まれ、また次の統一王朝に流れて行く。そんな生々流転の歴史です。
こないだ船橋でいつものコルフ仲間と反省会をやったのですが、そこでSN氏が中国共産党の支配と危うさについて何と「あの司馬仲達」を持ち出して1席ぶったのには心底驚きました。実に素晴らしい歴史眼じゃあないですか!
私もその話題には大いに興味があったのですが他のメンバーにはイマイチ「どゆこと?」的な反応しかなかったので打ち切りになり、話は今年の箱根駅伝とメンバーの出身母校に移ってしまいました。この手の話は大人数には不向きなようです。
とにかく中国は幾多の民族が入替り立ち代わり王朝を築いては倒される、を繰り返して来た多民族国家です。現在の習近平王朝も決して永遠ではない、つまり「まだ安定にはほど遠い状態」だと言うことでしょう。SN氏もそれを強調していました。それを頭に入れた上で、壮大華麗な中国史を読んで行く、というのが私のライフワークになりそうです。
まずは基礎的知識として「通史」を学び、同時に簡単な「中国語」も覚えちゃおう!というのが2025年の目標です。1日1〜2時間、午前中にラジオを流しながら勉強しようかと思ってます(とにかく続けること、これに尽きますね)。日本古代史とゴルフとルネサンス以後の西洋芸術、それに中国史を加えて「私の四大ライフワーク」としました。頑張ります。
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