明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ練習日誌2024(58)スイングに光を!

2024-03-21 15:06:12 | スポーツ・ゴルフ

今まで試行錯誤していた理想のスイングですが、ほぼ「これだ!」という形がだいたい理解は出来たように思います(これが良くある勘違いだったりして・・・)。

で、これからは「飛ばし」を第一目標にし、ついでに「再現性を磨く」にチャレンジしようと考えています。こないだ私のブログの書き方が「説明が長過ぎる」ことに気が付いたので(前回のブログを参照して頂くと分かると思います)、これからは思い付いたスイングのヒントを、シンプルかつストレートに表現して行く事に致しました。

なので一回ごとに、気が付いた点をサラッと書いていきます。書く内容は(1)速く振る秘訣(2)芯で撃ち抜く秘訣(3)その他のコツ、です。最初にヒントそのものを書き、一段区切って後ろに分かり易く「補足説明」を追加することにしました。読む時は最初にヒントの部分だけを読んで後から補足説明を見ても構わないと思います。なお最後に付録として、それまで書いたヒントを取捨選択し、一覧にしてまとめて見られるようにしましたので練習時の参考などになれば幸いです(私自身のメモを兼ねています)。では第一回目を始めます。

(1)速く振る秘訣

① トップで体重を左足に移したら、一瞬「指の力を抜いて」クラブを空中に浮かせる。その時クラブを右の人差し指第一関節の上(V字)に載せ、人差し指と親指の「2本」でクラブ全体の重量を支えると良い

     (・・・ 手で強く握ると「クラブがフッと浮く」感覚がつかめないので、指の力は最低限支える程度にしておくと良い。ブランコを漕ぐとき、後ろに高く上がってそれから切り替しで前に急降下する瞬間の「一瞬重力が消えて空中に浮いている感覚」がそれですね)

② 次に左膝を伸ばして左の尻をグッと引き、軸を作ると同時に「グリップエンドを右後方へ槍投げ」のように一気に真っ直ぐ振り出す

     (・・・この時2本の指以外(左手は薬指と小指以外)はグリップから離す感じに緩めると上手くいくのでは。指をしっかり握っていた場合、腕を上から下へ引き下ろすと当然クラブもその運動エネルギーの影響を受けて、ヘッドが外回りして伸びてしまいます。これがアーリーリリースになる「キャスト」という動作です。クラブが「ひも」のような、グリップを引き下ろしてもシャフトに力が伝わらない道具であれば、こういう動きはおきません。しかし「ひも」ではアーリーリリースは防げても、肝心のインパクトでは力は伝わりません、飛ばないですよね。これを両立するには、クラブを「水平にしたまま」に腕を下に引き下ろすことが必要です。そのためには(1)まず水平のままグリップ方向へ加速し(2)クラブに力が伝わらないようにして立てたまま下まで引っ張って(3)それから手首を使ってヘッドを伸ばす、のような3段階の動作に分けることが大事だと考えました。で、槍投げ動作というのはまさに「クラブをグリップ方向へ加速して投げる」技というわけです。クラブを静止したままグリップ方向へ加速する。これがアーリーリリースを防いで尚且つクラブをMAXに加速する方法だと思います)

③ なお、右手は槍投げをするので少し伸びますが、左肩もそれについていって左腕を思いっきり伸ばすして右手の槍投げを邪魔しないようにすること

     (・・・左肩を回転させしまうと右手が上になり、結局クラブに回転の力がかかってアーリーリリースになるのでここはグッと我慢し、一段と左肩を深く入れるくらいにして右手をフリーにするのが良いと思います。それでも体が固くて無理だと言う人は、・・・努力あるのみです。なお「左手首より右手首が外側」になると絶対アーリーリリースになってしまうので要注意です。理屈を言うと右腕を引き付けるか左腕を伸ばすか2者択一になるわけですが、我慢して左肩を残して「左腕をなるべく伸ばす」のが正解だと思います。これは右腕を引きつけると「槍投げにならない」という単純な理由です。あくまでグリップを「水平に加速する」のがポイントです。なお、クラブを左腕で引っ張ると槍投げにならないので、「軽く触っている感じ」で絶対握らないことです。なお、槍投げは一瞬の動作なので、クラブが「慣性でトップの位置に残ろう」としている間に腕を引き下ろすのは構いません)

④ 左手が水平の位置まで下りてきたら、右膝が目標方向へ回転するのと一緒に右手をボールの先、「左膝のさらに外側」を目指して、軸回転で思いっきり突き出します。その時クラブヘッドは右後ろから左正面の前方に向かって直線を描き、目の前を斜めに横切っていくのが正しい軌道です。決して腕の動いていく方向ではないことに注意して下さい

     (・・・右手は左手首と「90度の角度」を保ったまま、2本の指だけで振り下ろします。私は手首が固いので他の指を握ってしまうとどれだけ軽く握っていてもクラブを回転させる動きに繋がってしまうので、仕方なくですが2本で握ることにしました。手首が柔らかい人は他の指も握ってしっかりホールドしても良いと思います。左腕はグリップを小指側の腹で「胸から遠く」に軽く押す感じで支えると良いと思います。あくまで左腕はスイングプレーンの為にクラブを誘導する役割に徹するからです。なお、左腕が真下に降りた時にシャフトが水平になっていれば正解ではないでしょうか。もしそれよりヘッドが垂れて下がっていれば、既に右手のリリースが始まってしまっているので治した方が良いと思います)

(2)芯で撃ち抜く秘訣

① 左手を掌屈し右手首は返しながら背屈すると「フェースが立って」ハンドファーストになり、芯で撃ち抜くような打感の厚い当たりが出ると思います

     (・・・ダウンスイングでは手首は動かして無いので、右掌はまだ正面を向いたままです。このまま打ってしまうと当然「大スライス」になるので右手首を返すのですが、手首を上にしたまま「ただ返すとチーピン」が出てしまいますので、ここは右手の角度を保ったまま背屈させ、「クルっと外側に回転」させて右手の親指側の腹を突き出す形で「親指を押し下げるように伸ばす」と上手く行くんじゃないでしょうか。左手は掌屈し、シャフトを軸回転させる要領でフェースを立てると良いと思います)

② 右手が左膝を追い越すタイミングで右手を押し下げながら左手を「テコの原理で引き上げ」ると、右手も加速してさらに飛距離が伸びます。これと右手のV字のプッシュを組み合わせて「最大の打撃力」が発揮出来るんじゃないか、と考えています

     (・・・フェースの動く方向は右後方から正面前方に直線で動きますが、左手首は掌屈して「やや後ろの上方」に回転しながら上がって行きます)

③ インパクトは右手のV字でスナップを効かせて、手首は親指を地面に向けるように下に向けて伸ばします

     (・・・プロの分解写真みたいに「右腕とシャフトが一直線に伸びて」いれば、正しくインパクト出来ていると言って良いと思います)

(3)その他のコツ

① 手首の柔らかさでタメの作り方も違ってくる
タメについてだが、石川遼は右手首が柔らかくて「親指が腕に付く」位に曲がるそうです。そういう人は指を握ってしっかり振っても良いますが我々は指を握らない方が良いのではないでしょうか。とにかくインパクトまではクラブを「立てたまま」、横には1mmも動かさずに「グリップエンドから振り下ろす」練習を、毎日繰り返すと良いだろうと思います。但し、下半身と胸の回転は止めないで、回し続けるのがコツです

② 上半身と下半身は完全分離する
下半身は正面を向いているが、左肩は顎の下に残ったまま、というのが難しい。上半身の力が完全に抜けてれば、上手く念転差が作れるのではないかと思います。ただここからダウンスイングに入る時に下半身につられて左肩が戻ってしまっては、折角分離した意味が有りません。下半身は目標方向に動きますが、あくまでクラブを振り出すのは目標の反対側です。

③ 飛ばすにはやっぱり筋力だ!
兎に角ああだこうだ言ってるけれど最低限の筋力は必要です。そして「もっと飛ばす」には今のヘッドスピードを上げるしか方法は無いと言うのが今の結論です。であれば何としても捻転差を大きくして、そこから思い切って「ブリブリ振り回す」しか飛距離を伸ばす術は無いんじゃないでしょうか(それが出来りゃあ話は簡単なんだがねぇ)。で、最終結論は「筋肉をつける」になった(ガビィ〜ン)。さあ明日からバット素振りでも始めようか

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ヒント集

① グリップを緩めてクラブを空中に浮かせる
②  グリップエンドを右後方へ槍投げ
③ 左腕を思いっきり伸ばす
④ 右手を左膝のさらに外側へ突き出す
⑤ フェースを立てる
⑥ 左手をテコの原理で引き上げる
⑦ インパクトで右手首は親指を地面に向けて伸ばす

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以上でした。文章の書き方は如何でしたでしょうか。なお、コツの一覧表は2回目、次回からです。



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