1、自民、カスカスで踏み留まる
総裁選は私はテレビ中継をずっと見ていて、一回目で高市氏が予想外の1位となって決選投票した結果「石破氏」が何とか僅差で逃げ切ったのを見届けた。これは石破氏の主張が多くの議員の賛同を得たというよりも、高市氏が例の裏金議員の巣窟である「旧安倍派」の代表みたいなイメージを前面に出し過ぎたせいで、投票する議員が万一高市氏を総裁にして次の総選挙を戦ったら立憲の野田にやられて「ヤバい事になるゾ!」とビビった挙句に「仕方なく石破氏に入れた」から、と見た方が図星じゃないだろうか。何しろ石破氏は相当嫌われているみたいである。
とにかく「頭がおかしい高市氏」が首相なんかになったら、それこそ元から発言力が無い日本なんか「世界からバカにされるのがオチだぞ!」とテレビを見ながらヒヤヒヤしていた訳です。まあ言うならば、自民党の中に残っている「日本人としての最後の良心」が消去法という苦渋の選択を強いられた末に、「嫌々ながら」石破氏を勝たせたという所でしょうか。それにしても危ないところだったねぇ。私としては高市氏みたいな「国粋主義者くずれ」に投票する議員の顔が見たいと常々思っていたんだけど、街中のインタビューでも高市氏にシンパシーを感じている若者がいるらしいから不思議でならないのである。一体彼女の「どこが良い」んだろうねぇ?、・・・大いなる謎です。
一方、石破氏と言えば防衛問題については饒舌な位にペラペラ喋るけど、外交とか経済とか地方再生とか少子化とかの「喫緊の課題」に関しては色々抱負を語ってはいるけど、イマイチ首相として日本を引っ張っていく程の「政策も手腕」もなさそうなだけに、ちょと心許ないですねぇ。出来るだけ早期に自分の右腕となるような「優秀なブレーン」を何人か周囲に集めることが出来たら、まあまあ「いい政権」になって鳥取の市民も喜ぶと思うよ。一応、「人並みの常識」はありそうなので、高市氏になった時の「恐ろしいトラブル」には、まずならないみたいなので安心は安心です。とにかく平穏無事に勤めて次の政権にバトンタッチして貰えればそれが一番かな?
私は石破氏が金に汚いダーティな裏金議員を断固一掃し、小泉パパが郵政問題でやったように「新しくクリーンな若手」を大量公認して徹底的に「金に綺麗な自民党」ってやって総選挙を戦ったら「歴史的大勝利間違い無し!」だと思うんだけど、そんな度胸が彼にあるかなぁ?
まあ無いだろうけど、もし万が一そうなったらその時は私も「自民党に一票」入れてもいいかな、って思ってはいます(本当?)。まあ殆どの日本人は「意識だけ」は1億総中流の名残のままで生活してるから分かってないけど、本当は「富裕層と貧困層の分断格差社会」のど真中に暮らしてるってことに、早く気づくべきだと思います。我々は何十年もの間、低賃金で奉仕・搾取されている「家畜」みたいなものですよ!
というわけで、今の社会構造を「本気で変えよう」というエネルギーが民衆の中から「湧き上がってくる」のはもう少し時間が掛かるみたいです・・・2050年とか・・・
これを実現するには「良い会社に就職する為には良い大学に入らなきゃ」という、試験万能幻想に毒された「教育制度」から手を付ける必要があるけど長くなるので別の機会に書く事にします。まずは石破さん、おめでとうと言っておきましょう。
2、レトルトカレーが超美味い!
こないだスーパーで見つけた「神田カレーグランプリ」シリーズのカレーが、レンジでチンするだけなのに超美味いんです。それまでは4パックで何百円かの安いカレーを食べて「あんまり美味くない、というか不味い」と不満たらたらだったのが、このカレーに変えたら「嘘みたい」に美味しくて大満足してます。カレーも中々捨てたもんじゃ無いです。
3、能登豪雨被害の教訓
今年の正月に震度7の地震でメタメタになった能登。それが今度は大雨で川が氾濫し、家々が流木や土砂の「濁流に飲まれて」沈没してしまったのである。テレビで見る豪雨被害の映像はこう言っちゃ何だけど、生活が出来なくなるレベルから言えば「地震の比じゃない」と感じました。何しろ茶色く泥水で床上浸水した部屋の中は、何から何まで「使い物にならなく」なっているわけです。もう、捨てるしかないですねぇ、泥だらけですから。
そこで必殺の泥だらけ対策、及び「孤立対策を考えてみました。
① これから新しく家を建てる場合は「2mくらい下駄履かせること」を法律で義務化する。これで水害の「90%」は無くなるはずです。マンションの1階や店舗の入り口及び荷物搬入口なども「同様に下駄履き」してあるので、出入り口を少し上げて「階段を登って」入るように作り変える。
② 住居はなるべくマンションタイプの集合住宅とし、「庭付き戸建て」のような新築家屋は極力減らしていくこと。
③ 危険な山沿いを避けて、出来るだけ街の中心部に集まって住む。これは道路が寸断されて孤立した集落に水を届けたり食料を配ったりが大変なので、万一のことを考えてである。それに電気ガス水道から病気の治療に至るまで、公共サービスの敷設やメンテナンスのコストが半端ない。要するに「何から何まで」莫大なコストが掛かるのである。ましてや年金生活者や介護の必要な場合は「なおさら」である。だから一カ所に集まって住んでおけば格段に安上がりなわけです。
④ 台風・暴風対策で瓦屋根は禁止する。まあ、雪国に関しては低層マンションが良いと思うけど、とにかく「屋根が重い」のは地震にも良くないので禁止すること。
以上。能登の悲惨な映像を見ていて思ったのだが、少なくとも大雨で川が氾濫しても住民は一時的に避難するだけでそれが収まれば「家屋や家財道具に一切被害がなく」、また家に帰ればすぐ元の生活に戻れるのであれば苦労はないはずです。今からでも遅くはないから、明日から新築の家は「下駄を履く」ように法制化すべきでしょう。勿論今の建築技術で中二階式の建物が出来るならそれでも良いでしょう。私が総理なら、そうします。
なおこれは「究極の災害対策」で考えたのですが、住民の住む家や家財道具を「全部家具付きの貸家」とするのはどうだろう?。どんだけ土砂に埋まっても「引っ越せば終わり」なら楽である。勿論、この貸家は「公共サービス」の一つだから、役場が所有して「泥で埋まった家屋の撤去」などは全部市町村の費用で行うのである。これ、いいと思うけどねぇ・・・
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