スイングスピードを上げるのに、頑張って腕をメチャ振りしても余り効果がない、という結果が出てきた。私の飛距離が伸びない理由は、思い切って「マン振り」してなかったせいだと思っていたが、それは間違いだと言うのである。去年の暮れにようやくスイングが固まってきたのを幸い、そろそろ「全開スイング」に移行しようと思っていた矢先にこの指摘である。私の尊敬する「ちゃごる理論」のチャーリー高沖先生が仰るには、腕のスピードを頑張って上げるより「肩の回転を速くする」方が断然スイングスピードが上がるそうだ。
プロとアマのスイングで「腕のスピードは10%〜15%くらいしか違わない」のに反して、肩の回転スピードは「倍も違う」と驚きの結果が示された。YouTube で練習生に「肩を思い切り早く回してごらん」と優しく指導するチャーリー先生。すると何と何と、それまで秒速42mぐらいのヘッドスピードが「意識するだけで45m超」まで上がったではないか!(マジか!)。ヘッドスピードで3mと言えば、ドライバーの飛距離だと「15、6ヤード」伸びる計算である。す、すごーい!。凄すぎるぜ「ちゃごる=チャーリー理論」!
ホントかなぁ、もしホントなら私もやってみたいんだけど〜!?
という訳で、ここ数日めっちゃ寒くて練習場に行けない間に、自宅でも出来る「ヘッドスピード爆上げドリル」を考えてみた。
やり方は簡単で、
1、両腕を胸の前でクロスし
2、バックスイングで左肩をしっかり回し
3、左脚をグッと踏み込んでから
4、頭を残したまま、右肩を思いっきり早く回転させ
5、前傾を維持したままフィニッシュする
以上。
なお、この際に注意することは、腕には一切「力を入れない」ことである。肩を回転させるのだから、腕のことは取り敢えず無視すること。なお、これは私が見様見真似で考えた「素人ドリル」なので、正しくやるには「キチンとした指導者に従って」やるようにして下さい。ただ、肩の回転スピードを上げるというのは間違ってはいないので、皆さんも「飛ばし」を求めるのだったら、是非お試しを。
私は去年末にほぼ「正しいスイングの形」というのが分かったと思うので(もしかしたら、いつもの勘違いかも・・・)、これからは「飛ばしのコツ」について気がついたことをその都度書いておこうと思う。なお、スイングの細かい調整については、今まで通り「ポイントごとに」書いていこうと思っている。それはスイングの再現性やさらに精度を上げる為の「細かい修正」である。スイングの本質は身体のスムーズな動きの中で「インパクト」することにあるので、全体としては「無理なくクラブが振れている」と考えていて間違いはないだろう。このまま微調整を詰めていけば、そこそこ正しいスイングになって行く自信がついてきた。あとは一番難しい「飛距離」の追求だけである。ただ、これは正しいスイングを身に付ける以上に難しいとことだと思っていて、多分、ボクシングの「ハードパンチャー」のような特殊な才能が必要かもしれない(または、他人よりも「強い手首」なのか)。何れにしても自分に出来ることは「すべて」やってみよう。これ「人事を尽くして天命を待つ」心境である。
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スイング微調整のアイディア
① バックスイングで左肩をアゴの下に入れる・・・は間違い
チャーリー高沖先生によれば、左肩はアゴの下ではなく「口の前」に来ているのが正しい形だと言う。そしてインパクトからフォローにかけて、今度は右肩が口の前に来るそうだ。これは YouTube 「ちゃごるTV」で詳しく説明されているので、気になる方はそちらを参照してほしい。バックスイングで左肩を「アゴ」の下に入れると、ダウンでクラブが前に振り出されて「アウトサイドインの軌道」になり易い。アマチュアの一番の欠点だそうだから、ご注意あれとのこと。
② 上体を真っ直ぐ前傾する・・・は間違い
これは私がトイレに入っていつもの前傾運動をしていた時に気がついたことである。それはダウンスイングで前傾角度を一段深くする(タイガーのいわゆる Sitdown )時に、真っ直ぐボールに向かって折り曲げるのではなく、お尻が左に動いて軸が右に傾いた結果として「右脚の前に向けて折り曲げる」ような感覚になると、正しい前傾姿勢が作れると思い付いた。この時、右足は「ピーンと伸ばす」ようにして「体重を右お尻に乗せる」こと。これで左に踏み込む態勢が取れる。そして、その傾いた前傾軸を中心にして肩を思い切って回転させると、下半身が既に左に回転しているので、結果的に前傾角度を保ったまま「体が開いたインパクト」が出来る」と言う寸法だ。
以上、「飛ばし」に追加して、これらも次回の練習で試してみたい。
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