今日Amazonで注文していた完全ワイヤレス・イヤホンが届いた。早速着けてみるが音はいまいちで、ややポピュラー系の重低音に振った音作りだが「とにかく装着感がいい」ので評価はグッドである。一応製品の内容を書くと、LNMBBS社製のモデルNo.T101、BluetoothはV4.1、連続使用時間は3hから4hと箱に書いてある。AVRCPとA2DPに対応していて、付属のチャージングボックスは900mAhの容量がある。まあ十分な容量と言えそうだ。会社の行き帰りに聞いたり、喫茶店でブログを書く時にBGMとして聞く程度のものだから、私はこの程度で十分である。しばらくこのイヤホンを使って「完全ワイヤレス」の醍醐味を味わおうと思っている。ネットを見るとソニーの1000シリーズが評判が良いみたいだが、何せ「ン万円もする」のでいきなり買うのは無謀だと思い「安いモデルで様子を見る」事にした次第。今の調子ならしばらく快適に過ごせそうだ。
と、ここまで書いたら「急に電池切れ」のアナウンスが耳の中で流れた、と思ったらブッツンと勝手に落ちてしまった。無慈悲にも使用者の都合など一切聞かずにである。「まだ2時間も経っていないというのにこれかよ?」とボヤキが入る。仕方なくチャージングボックスにしまって充電することにした。充電速度や容量などは後日確かめるつもりだったが、それがこんなに早く来るとは夢にも思わなかったので拍子抜けした。やっぱり安いのは駄目だな、とちょっと思った。音質・装着感・操作性そして電池の持ち、これが私の求める理想のヘッドフォンの要件だが、いいのは今のところ装着感だけである。これは果たして良い買い物と言えたのかどうか。しかし元の普通のイヤホンに戻れるかと言うと、答えは「NO」である。もう、一度完全ワイヤレスの感覚を味わったら、二度とは後に戻れないのだ。それほど完全ワイヤレスの装着感は「圧倒的に爽快」なのである。
結論、この製品がカタログスペック通りに4h持たなくて2hぐらいしか電池が続かないのであれば、別の新しい「完全ワイヤレスイヤホン」を買うことにする。「何とお金の無駄遣いをする」のか、と言われそうだが、私は病気をしてから生き方が緩くなって「欲望を我慢しない」ことに決めたのだ。欲しいものはお金のある限り買う、そして、生きている間に楽しむことにした。家も借家にしたし、本もレコードも捨てた。後は好きなように生きるだけだと心に誓ったのである。身軽になるということは、その分未来に向かって素直になれる。「明日は今日よりも素晴らしいに違いない」と思うこと、これは人間の生き方としては正しいのじゃないかな。
ここまでサクサクとブログを書いてきたが、まだイヤホンの充電が終わらない。こっちの方はカタログ通りに「2hたっぷりかかる」のだろう、こんなものである。そこで愛用のBOSEのカムフォートのヘッドフォンを引っ張り出して聞いてみた。うーん、やはり音質が格段にいい。音量を上げても「音の一つ一つが粒立っていて美しく」聞こえるのである。それにベースの音がダンピングの効いた歯切れのよいリズム感で、音楽が締まったものになる。大事な高音はスタインウェイDモデルの音がテストになるが、弱音の「震えるような微かな音の透明感」がしっかり感じられるのだ。BOSEは軽くて長時間かけていても耳に負担がかからないのが気に入っていたが、実は音作りも素晴らしいことに「今改めて気付かされた」。アメリカのちょっと昔のバラードなんかをゆったりと聞いていると、極上のワインを舌の上に転がしているような満足感がさざ波のように私を包んでくれる。それはまるで音楽の世界で瞑想しているような、いーい気分になるのだ。やっぱBOSEだなぁ。
とまあ、せっかく完全ワイヤレスの世界にのめり込んだのに、またしても最初の「ヘッドフォン」に引き戻されてしまった。やっぱ最後は音質なんだな、と思い知らされたのである。BOSEは音量を上げても「全然うるさく感じないし、耳の辺りに圧迫感がなく、音がクリア」なのである。T101はモワーとしていて、音が「ひと塊に聞こえて」しまい、つまり輪郭がデジタルじゃなくてアナログ・テレビのようにボヤケているのだ。それに比べてBOSEは1音1音が鮮明に際立って「音楽を紡いでいる」のだ。ただの「音」ではない、「楽音」なのである。この違いは「人間の声」に一番現れるように思う。歌が「前面に浮かんでいて、目の前に歌手がいる」ように聞こえるのである。さすがBOSE!名機の誉れは伊達じゃなかった。
で、しばらくはT101と併用してみることにした。どちらかにするという事ではなく、用途に合わせて使い分けるのである。それにしてもT101の音質は値段なりにひどい音である。やはりイヤホン(スピーカーもしかり)のような「音楽そのものを左右する大事なもの」には、お金をケチってはダメだということだ。久し振りにBOSEを聞いていたら、クラシックが聴きたくなってtune-inのチャンネルを変えた。operavoreである。やはりプッチーニは堪らない。
と、ここまで書いたら「急に電池切れ」のアナウンスが耳の中で流れた、と思ったらブッツンと勝手に落ちてしまった。無慈悲にも使用者の都合など一切聞かずにである。「まだ2時間も経っていないというのにこれかよ?」とボヤキが入る。仕方なくチャージングボックスにしまって充電することにした。充電速度や容量などは後日確かめるつもりだったが、それがこんなに早く来るとは夢にも思わなかったので拍子抜けした。やっぱり安いのは駄目だな、とちょっと思った。音質・装着感・操作性そして電池の持ち、これが私の求める理想のヘッドフォンの要件だが、いいのは今のところ装着感だけである。これは果たして良い買い物と言えたのかどうか。しかし元の普通のイヤホンに戻れるかと言うと、答えは「NO」である。もう、一度完全ワイヤレスの感覚を味わったら、二度とは後に戻れないのだ。それほど完全ワイヤレスの装着感は「圧倒的に爽快」なのである。
結論、この製品がカタログスペック通りに4h持たなくて2hぐらいしか電池が続かないのであれば、別の新しい「完全ワイヤレスイヤホン」を買うことにする。「何とお金の無駄遣いをする」のか、と言われそうだが、私は病気をしてから生き方が緩くなって「欲望を我慢しない」ことに決めたのだ。欲しいものはお金のある限り買う、そして、生きている間に楽しむことにした。家も借家にしたし、本もレコードも捨てた。後は好きなように生きるだけだと心に誓ったのである。身軽になるということは、その分未来に向かって素直になれる。「明日は今日よりも素晴らしいに違いない」と思うこと、これは人間の生き方としては正しいのじゃないかな。
ここまでサクサクとブログを書いてきたが、まだイヤホンの充電が終わらない。こっちの方はカタログ通りに「2hたっぷりかかる」のだろう、こんなものである。そこで愛用のBOSEのカムフォートのヘッドフォンを引っ張り出して聞いてみた。うーん、やはり音質が格段にいい。音量を上げても「音の一つ一つが粒立っていて美しく」聞こえるのである。それにベースの音がダンピングの効いた歯切れのよいリズム感で、音楽が締まったものになる。大事な高音はスタインウェイDモデルの音がテストになるが、弱音の「震えるような微かな音の透明感」がしっかり感じられるのだ。BOSEは軽くて長時間かけていても耳に負担がかからないのが気に入っていたが、実は音作りも素晴らしいことに「今改めて気付かされた」。アメリカのちょっと昔のバラードなんかをゆったりと聞いていると、極上のワインを舌の上に転がしているような満足感がさざ波のように私を包んでくれる。それはまるで音楽の世界で瞑想しているような、いーい気分になるのだ。やっぱBOSEだなぁ。
とまあ、せっかく完全ワイヤレスの世界にのめり込んだのに、またしても最初の「ヘッドフォン」に引き戻されてしまった。やっぱ最後は音質なんだな、と思い知らされたのである。BOSEは音量を上げても「全然うるさく感じないし、耳の辺りに圧迫感がなく、音がクリア」なのである。T101はモワーとしていて、音が「ひと塊に聞こえて」しまい、つまり輪郭がデジタルじゃなくてアナログ・テレビのようにボヤケているのだ。それに比べてBOSEは1音1音が鮮明に際立って「音楽を紡いでいる」のだ。ただの「音」ではない、「楽音」なのである。この違いは「人間の声」に一番現れるように思う。歌が「前面に浮かんでいて、目の前に歌手がいる」ように聞こえるのである。さすがBOSE!名機の誉れは伊達じゃなかった。
で、しばらくはT101と併用してみることにした。どちらかにするという事ではなく、用途に合わせて使い分けるのである。それにしてもT101の音質は値段なりにひどい音である。やはりイヤホン(スピーカーもしかり)のような「音楽そのものを左右する大事なもの」には、お金をケチってはダメだということだ。久し振りにBOSEを聞いていたら、クラシックが聴きたくなってtune-inのチャンネルを変えた。operavoreである。やはりプッチーニは堪らない。
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