明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフ通信(19)ステップアップで佐久間朱莉が優勝!

2021-11-22 18:29:30 | スポーツ・ゴルフ

1、佐久間朱莉
ゴルフの女子ツアーでは、試合ごとに新人の勢いが止まらない!、年々選手のレベルが上がっていて、下部ツアーとは言いながら、ステップアップでも勝つのは「並大抵」じゃ出来なくなってきた。そこへプロテストでトップ合格の実力を遺憾なく発揮した佐久間朱莉が「危なげなく」優勝した。スイングは力強いし、小技はしっかりしているし、大事なパッティングでも落ち着いてねじ込んでいるとなると、もはや負ける要素は何もない。ルーキーだからどうかな?と思って見ていたが、なんのなんの。試合はプレーオフにもつれ込んで、1ホール目で西山ゆかりにあっさりと勝利した。佐久間朱莉は間違いなく、トップ30に入る実力を持っている。これでレギュラーでも戦えることが証明できたわけだが、後は次回のQTで出場権を確保すれば、来季はレギュラーの試合で佐久間朱莉の活躍が見られるというわけである。またまた強い新人がデビューする。

2、原英莉花
この試合自体は、追いすがる柏原を17番劇的イーグルで突き放して、原の久しぶりの勝利が決まった。それにしても今週は、色んな選手が入れ代わり立ち代わりビッグスコア連発で、何とも凄かったの一言に尽きる。初日に原・柏原・山城奈々が64を出すバーディ合戦を演出すれば、アンダーパーが54人も出るという大混戦。2日目には小祝さくらが何とコースレコード63を出して急浮上した。これには辻村コーチも「とうとう掴んだか!」と喜色満面だったとかどうとか。それに続いて三ヶ島かな・藤田光里が64と爆発。インタビューでも三ヶ島は「何が起こったか分かりません」と茫然と笑っていた、新垣比菜・大里桃子も65で面白いようにバーディが取れて取れて、大連発だ。ところが3日目はピンポジションのせいかアンダーパーが26人だけと伸び悩み、原が何とか66の14アンダーと首位に立つと、柏原・三ヶ島が71を出して、12アンダーでついて行く。これで三人がほぼ最終組で落ち着いた。いよいよ最終日、「三ヶ島あたりに勝たせたいな」とテレビを付けたら何と何と「鈴木愛と福田真未が15アンダー」でトップに並んでいるじゃあ、あーりませんか!(OH My GOD!、アメイジ〜ング!)。マジでビックリして思わず座り直したが、こんなドッグファイトの試合だとは露知らず、画面の一打一打に食い入るように見入っていた。最近の男子ツアーでは考えられないド迫力に、現今の女子ゴルフツアー「恐るべし」である。とにかくハラハラ・ドキドキの緊張感を見事イーグルで締めた原のスター性は、流石「持っている女」だと言えると思う。その原が、勝利会見では涙を拭き拭き答えていたところによると、去年メジャーを2つ勝った後アメリカで試合を経験し、それからクラブやスイングを見直して更なる飛距離アップに取り組んだ。それが思うように行かなくて予選落ちをしたりして「もう勝てないかも・・・」とまで追い込まれていた、と言うのだ。まさか、そんなことになってるとは知らなんだ。ドッカーンと飛ばしてウェッジでちょんと打てばいいのだから「楽ぅ〜」だと思ってたけど、そうでもなかったようである。まあ、原に限らず、人それぞれに悩みはあるってことでしょう。努力が報われる人は幸せです。私のシャンク撲滅は、果たしていつの日になることやら・・・。

3、成田美寿々
一方、福田真未はいい所まで頑張ったが、優勝は出来ずに「シード」は取れなかった。同じくシード落ちの選手は、河本結・ペヒギョン・新垣比菜・山城奈々・葭葉ルミ・セキユウティン・永井花奈・イボミ・木戸愛・松田鈴英・松森彩夏などなど。ずっと低迷している香妻琴乃・藤田光里・原江里菜などは、全然賞金が稼げていないからもう限界かも。そんな中でも特に重症なのが「成田美寿々」だ。今季獲得した賞金は720万弱と、レギュラーで13勝もしている選手とは思えない、不甲斐ない成績である。成田は YouTube でもお馴染みの「井上透コーチ」が指導している筈なのに、「何で治らないの?」って思っちゃうのは致し方ない素人の反応だ。勿論、必死に努力しているのは間違いないだろうが、一度試しに「コーチを変えてみる」のもアリかもね。

4、最終戦に勝って貰いたい人
これはもう西郷真央と高橋彩華の二人に尽きる(私的には三ヶ島かなも入れて三人にしたい所だが)。西郷と高橋はずっと万年「二位を死守(笑)」なので一度位は勝たしてあげたいし、むしろ既に2、3勝してもおかしくない位の実力はあると思う。もしプレーオフで片方が優勝なんてことになると「負けた方のダメージ」がメッチャ大きいから、どちらかが優勝で、もう一方は15位あたりがいいかも。それで、来年のダイキンで負けた方が「悲願の優勝」ってのが筋書としては盛り上がって最高だねぇ。それでもし西郷と高橋のどちらも調子がイマイチで下位で低迷してたら、その時は「三ヶ島」が二位をぶっちぎって、ツアーとメジャーの「W初優勝!」なんてのが年内最終戦に相応しい、華麗な「女子力アップドラマ」の最高フィナーレでしょう。ちなみに三ヶ島は去年のリコーカップで6位Tに入っているから、まんざら不可能な夢物語ではない!。以上今週日曜日には、何かひと波乱ありそうな予感が・・・。


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