◯ アメリカは自助努力の国
アメリカ人は裁判に持ち込んで決着をつけることを当たり前のように考えている。郵便投票は不正の温床だから無効だとトランプ側は主張するようだが、この郵便投票が考えられないくらい「不正の可能性」のある投票方式なのだそうである。郵便で投票するわけだから「勿論、有権者一人に一枚」投票用紙を配るべきだがこれが、実は曖昧なんだそうだ。集計所で当然チェックするわけだが、全米がトランプとバイデンとで真っ二つに分かれている状態だから、州によっては民主党に牛耳られている事もある。州政府や警察や郵便局から、はては集計所のメンバーまでがどちらかの大統領候補を応援しているのだから大変だ。それにアメリカという国は表面はフェアプレーを重んじる進歩的な国民のように思えるがさにあらず、とにかく何をやってもいいから「勝つことが正義」だという結果主義の国家である。そこで様々な不正が起きる可能性が大なのだ。これが行き着けば「二度目の南北戦争」が起きても不思議ではない。大企業もマスコミも民主党に牛耳られている現状で、大都市ではバイデン・田舎ではトランプと「はっきりと分断されて」戦ってきた。その中での「郵便投票の不正疑惑」問題である。
で、私が考えた改善は、「投票の記名式」導入である。
有権者はソーシャルセキュリティナンバー(日本で言えば、戸籍ってことになる)で区別できるから、記名式で投票すれば「二重投票や架空投票や投票廃棄」などの不正を完全に防止することが可能だ。もし投票用紙がこっそり廃棄されたりしても、改めて投票すればいい。有権者一人に一票与えることが選挙なのだから、自分の投票が正しく集計されたかどうかを「自分で確認出来るシステム」は、記名投票しかないと確信している。なぜこの方式を導入しないかと言うと、対立候補に投票した人を「嫌がらせなどの個人攻撃」から守るためだ、と思う。だが個人攻撃されても自分の政治信条を通す、というのが本来の「民主主義」だと私は思っている。だから、そういう人が増えて、政治の話題を「普通の会話の中で話す」時代が来ることを期待している。というか、昔はもっとフランクに自由に意見を戦わせていたような気もするが・・・。
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