明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

雑談倶楽部(97)三菱銀行貸金庫窃盗事件の不思議

2025-01-17 19:43:00 | 今日の話題

ニュースで三菱銀行の元行員が盗んだ品物の中に、金塊2億ン千万円が含まれていたと報じていた。これを聞いた時に私は「あれ?、こんなこと許されるの?」、と思ってしまったのである。つまりこんなものを質屋(古くてすいません、今は貴金属買取業者と言うのでした)に持ち込んでお金に換えるなんて芸当が、素人に出来るというのが今の法律で可能なんだろうか?という疑問である。

私はよくは知らないのだが確か古物商が客から品物を買い取る時には、「故買」といってその品物が正規に取得した物である事を確認するようになっていて、看板を挙げるには国の許可証がいると思っていたわけである。まあ古本屋とか古着屋に始まり近年では tsutaya ほか色んな店が買取りをやっているのでどこまで確認をしているのか知らないが、古本とか古着ならいざ知らず、金塊2億ン千万というのはさすがに「購入証明書とか」提示するんじゃないかと思っていた。

もしかすると「流石に変」なので店から警察に報告が行って、それで調べたら「発覚した」というのかも知れないが、本当はどうなのか。ニュースも犯罪がらみで微妙な部分もあり、そこまで詳しく報じてはいなかった。最近盗難事件が増加傾向にあるというので、この手の高額商品の買い取り業者を警察がキチンと管理してくれると犯罪が減ると思うのだが、気になる所ではある。よくニュースに出る「銅線の窃盗」なども買い取る人がいるから盗みが成り立つわけで、そのあたりを厳格にして、事情を知って買い取りした場合は窃盗と「同罪にする」などの対策強化が望ましいわけである。

まあ、金塊を2億ン千万も持っていること自体が「何か怪しい」と言えなくもないわけで、そういう人は正体を知られるのが嫌なので代理を使って現金化したりする場合も当然有り得るから、代理人として銀行員というのはそういう意味で「信用十分」とも言えたのかも知れない。金塊というのは株と同じで投機の対象でもあるから当然銀行口座に預金するわけにはいかないのだが、それが逆に犯罪者にとってみると狙い目なわけで現金と同じく最も「盗みに好都合」な品物である。だからここらで金塊も(株も)「デジタル資産」として銀行口座に◯ kg などと預けられるうに「法改正」するのが、犯罪を防ぐ一番の「安全で確実な保管方法」じゃないだろうか。私の提案です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿