医療用ウィッグをお作りすること

　　　今日は　東京は晴れたり雷だったり
　　　　　　雨が降って　寒くなって…　
　　　　
　　　　　まあ　そんな日もありますね



　　先週エピテーゼをお作りさせて頂いたＥさまが
　　　　　　　再調整でご来店でした


　　　脱毛が始まる一歩手前で頭皮が痒くなっていました

　　　　脱毛が始まる頃はピリピリチリチリ痛かったり
　　　　　痒かったりとご感想は様々です


　　　　先週ご自髪をショートにさせて頂いて
　　一週間のショートスタイルは好評だったそうです


　　　　　元のご自髪はロングでしたが
　　お仕事場には治療のことはお話されているので
　　ショートスタイルからロングのウィッグになっても
　　　　　　　大丈夫なのだそうです

　　　「ウィッグがズレたら教えてくれる協定を
　　　　　　　結んでいるんです」とＥさま


　　　　　　それは安心ですね



　　　　　　明日からウィッグでお仕事です
　　　　バリカンで切ってしまっても良いとのことで
　　　　　　　　短くお切りしました

　　　　　　バリカンで切ったとしても
　　　前髪　揉み上げ　襟足は長めに残しておきます


　　　　　少しでも残ると　自然に見えるので
　　　　　ある意味　賭けで長めにしておきます


　　　　そしてサイズを何か所か縫って調整します


　　　　　今回お会いするのが３度目のＥさま

　　　　　　いつも笑顔でお元気でしたが
　　　　　長いウィッグのの両サイドの髪を
　　　　　　　両手で後ろに纏めると

　　　　　　「私です！」と一瞬驚かれ
　　　　　　涙がこぼれてしまいました　

　　　
　　　　評判の良かったショートスタイルですが
　　　　　　やっぱり元の髪形がいいですね



　　患者さんの涙を　いつもいつも受け止めてきました

　　　泣けちゃった方が　いいかなと思っています



　　　　医療用ウィッグをお作りする仕事は
　　　　元のご自分の髪で生活できるまで
　　　　　サポートしていく仕事です

　　　　　ウィッグをお売りするだけの
　　　　　ウィッグ屋さんではありません

　　　　　

　　今日はＥさまは　両サイドを纏めることにしました

　　　

　　　
　　　これから　揉み上げも脱毛していきます
　　　　
　　　　そうしたら　もう少しウィッグで揉み上げを作っていきます



　　　　　

　　　　アトリエの髪飾りを付けてみましたが
　　　　　たくさんお持ちだった髪飾りは
　　　　　　ご病気がわかってから　
　　　　　妹さんにあげてしまったそうです

　　　


　　　　　「一つ帰りに買って帰ります」

　　　　　　いつの笑顔のＥさまです



　　　

　　
　　　　　今度はバッチリメイクをして下さって

　　　アトリエのフォトアルバム用のお写真を頂けるそうです


　　　　　　ありがとうございますＥさま

　　　　　　　よろしくお願いします


　　　　
　　　　　　
　Chez Moiシェモア　03-3735-3320