4年以上前からウィッグの事や
ご自髪のことの ご相談を頂いていた
Tさまの訃報のお知らせを頂いたのは7月の終わりでした
お身内だけのご葬儀に
「吉成さんは私達家族には特別ですから」と
お会いしたことの無かった弟さんからご説明頂き
参列させて頂きました
Tさま自身は葬儀を望んでいらっしゃらなかったとのことで
先週末のお昼に弟さんが開かれた
「姉の感謝をお伝えるする会」にお呼び頂きました
Tさまがお伝えしたかった方々の事を綴ったノートに
私の事が書いてあり 弟さんが私を知ったのだそうです
Tさまは緩和ケアに入られ 一時期体調が良くなり
6月の後半 ご自宅にお戻りになりました
病院に入っている床屋さんで髪を切って行くかと
ご家族に聞かれたそうですが
「吉成さんに切ってもらう!」と
タクシーでご来店下しました
春にお切りしていた髪は随分伸びていました
シャンプーカットは とても気持ち良かったと
お帰りになられた後も メールを頂きました
その時は弟さんの奥様の明子さんとお友達の千田さんが
付き添ってきて下さいました
その時のことを 明子さんと千田さんと
お食事をしながらお話をしました
千田さんは私が出張カットもしますと言っていたので
わざわざタクシーと車椅子を使って行かなくてもいいんじゃないかと
ご提案されても Tさまは行くことを曲げなかったそうです
「でもね 行った見てみたら
どうして あんなに彼女が行きたかったか
わかったんですよ」
と思いだしながらお話しをして下さいました
「あの時はすごいプロジェクトだったんですよ~」
初めて自宅に帰ってからの外出だったので
明子さんもご心配されたそうです
うちにいらっしゃった後は自信をお持ちになり
二子玉にお買い物に行ったりされたのだそうです
「土砂降りの中 行ったんですよ~」
と明子さんと千田さんが微笑まれていました
会は品川のシンガポールレストランで
Tさまはアジア料理のお好きだったそうです
大学時代のお友達とお勤め先の方々
ご家族と私でした
お友達の方々が歌を歌って下さいました
Tさまは大学時代歌のサークルに所属されたいたそうです
Tさまのお人柄が伝わるとても優しい空気の会でした
長い長い治療の生活を
強く静かに 頑張ったTさまは
いつも笑顔でお話をされていました
最後のカットに時の帰り際に
「カード作るのを習っていたんです」と
手作りのクラフトカードの中に
私宛てにお手紙を下さいました
手作りカードはTさまらしい色合いで
ブルーが基調でした
私へのお礼のお手紙はお会いしたころからの
お話が書いてありまた
最後に
「吉成さんに出会えて良かった!」
のお言葉
何より嬉しいお言葉でした
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