今日も東京は夕立が凄かったですね
湿気が辛い夕方でした
今日は栃木からOさまがスリールを製作に
ご来店下さいました
来年初めにご結婚をされるので
今お使いのボブのウィッグより
ロングでアップスタイルのウエディングにされるそうです
今回のスリールも もちろん縫製で
サイズを調整しましたが
今お使いのウィッグも私が去年お作りしました
チェックをして緩くなったところを
少し縫います
傍から見ると自然ですが
私が触った感覚で
「少し締めますね」と言って
ちょびっとずつ何ケ所か縫います
ほんの３分ぐらいの仕事です
「すごくシッカリしました
全然違います
」とOさま
ウィッグには締めどころがあって
それは いつもウィッグと患者さんの頭を触っている人にしか
分からないことです
頭の骨格と様子を見ながら
頭の形をちらちら見ながら
（この部分は縫うのを止めよう…）などと
患者さんとお話をしながらも 考えてみたりしています
いくら縫うのが上手でも
洋服屋さんや下着屋さんに出来ることでは
決してありません
日本国内の下着工場に以前ウィッグのネット部分の
試作をお願いしたことがあります
国内の縫製技術が上で下着の構造や素材がウィッグに似ている
と思ったので 頼んだことがあります
結果は餅は餅屋でした
中国の青島のウィッグ工場に負けてしまいました
それと一緒です！
患者さんの頭を意識的に触っている私達
スリールを取り扱ってくれているお店は
ウィッグのサイズ調整がきちんと出来るお店です
このくらいいっぱい縫うのは製作の日です
少しだけ締めるために縫うのは もちろん企業秘密
ふふっ
３分くらい 少し縫うだけで被り心地が変わる
魔法の様ですね
わざわざ栃木からご来店下さったOさまに
「ピッタリです」と言っていただけるウィッグがお作りできて
今日も楽しいお仕事でした
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