こんにちは。
今日は暑くなりましたね。
相変わらず感染者も減ることも無く
美容業の方は、前ほど混んでいませんが
医療用ウィッグのご依頼が続いていました。
「胸が無くなった時より、髪が抜けだして怖かった」と
昨日スリールをお作りした70代の方がお話されていました。。
何歳になっても脱毛は怖いものです。
出来上がったウィッグに
「いつもと変わらないわ。安心しました」と
ホッとされているが印象的でした。
安心していただけるウィッグが作れることは
自分自身にも力になります。
先日盛岡に嫁がれたUさまより、
ウィッグを買い替えたいとのご連絡をいただきました。
2年ぶりくらいのご連絡でした。
ただ、ご出産もされてコロナ禍で東京には来れないので、
前々回ご購入のウィッグを見本にお送りくださり、新しいウィッグの製作のご依頼でありました。
Uさまは脱毛症で
今回お作りするのは4台目になります。
しかし！考えてみると今までご本人のいない状況で
ウィッグ製作はしたことがありませんでした。
でも、今はやるしか無いしですね。。
Uさまのご希望は見本のウィッグより、
前髪が薄く、毛量少なく、襟足にもうぶ毛を作り
少しだけ明るく。
でした。
『 少しだけ明るく』は
少しだけ明るい毛材を植毛して
期限も伺っておらず、
手元にあると気になって毎日手を入れていました。
身近にあると見れば見るほど
完璧にしたくなってしまうのですね
こ、これは早めお送りしないと
他のことが手につかない、、
送るギリギリまで、気になって仕方ありませんでした。
お送りしましたUさまから
「ウィッグ届きました！
試着してみましたが、前髪やサイズいい感じです。
色も少し明るめになっていて
前回のよりキャップの部分がやわらかく？なりましたね
かぶった感じが前より軽く感じました^^」
とご感想をいただきました。(涙)
よ、よかった。。
Uさまを何度も何度も思い出してお作りした
スリールちゃん
時折、他社製ウィッグのブログで
「〇〇県の〇〇様、ウィッグ発送しました💕」
とじゃんじゃん地方発送されているを拝見しますが、
私には無理だなと痛感しました。
今日は手が空いているので、これから今週製作のウィッグの下準備をしまーす。
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