「より自然ですね」

　１週間前に医療用ウィッグエピテーゼを製作させて頂いたK様

　　　治療後の脱毛時期を計算して　ご予約頂いていました



　　　　 毛量のとても多いK様　脱毛が始まってウィッグも

　　　　　　　抜けてしまった髪の分　緩くなっていました


　　　　　　　　　　いつもの様に　縫い縮めます


　　　そして　前髪もK様のご希望の髪型通りカールを残していましたが

　K様のイメージで　前髪だけカールを取ることをご提案させていただきました


　　　　お仕事では　すでにウィッグデビューされていて　会社の方に

　　　　　　　　　「脱毛とかしちゃうんでしょう？」

　　　　　とエピテーゼをつけているのに聞かれてしまったそうで

　　　　　　　　　　　　「これ　もうウィッグだから」

　　　　　　　　　　　　　とご説明されたそうです




　　　　　　これまでもお客様に何度も回りの方に　ウィッグということを

　　　　　　　　　　　　気付かれないお話は伺っていますが

　　　　　　　　　　　　　何度聞いても　嬉しいことです




　　　　　　　　　　　K様のエピテーゼは　前髪のカールをとり

　　　　　　　　　　　　　　　少し縫ってサイズを調整して

　　　　　　　　　　　　　　少しだけ後ろの重さをカットしました


　　　　　　　　　　　　　　　　　「より自然ですね」と

　　　　　　　　　　　　　　　また嬉しいご感想を頂きました


　　　　　　　　　　　　　少しずつ　身体の一部になっていきます




　　　　　　　　　　








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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「胸 さわってみて 」

　　　　　　息子の野球部ママ飲み会に行った時のこと

　偶然乳がん患者さんだったママの横に座ることになりました


　　　　仕事で試合など顔を出す機会の少ない私に

　　　　　「お仕事なにしてるの？」と聞かれたので

　　美容師と　医療用ウィッグを作る仕事もしてることを説明すると

　　　　
　　　　　　　「え～！私も使っていたんだよ～」

　　　　　　　　　　と明るく話くれました


　　　ママさん仕切り役の私のところには　それとはなしに

　　　　彼女のお話は　別のママから聞いてはいましたが

　　　　　　いつも連絡事項をメールで流す程度でした


　「私の胸は再建もしたんだよね同時再建。　胸、さわってみてよ！」

　　　　　　　　　　　　　


　　今まで同性でも　大人の女の人の胸を触る機会などありませんでした

　　　　　　　　　上着を広げて　どうぞ　といった感じに

　　　　お言葉に甘え触ってみると　　……大きい　　（そっちか？）


　右が再建　左は自前とのことですが　お腹の自家組織を使っているとのことですし

　　差なんて　わからないし　大きくて羨ましい　　（またそっち）

　　　　　居酒屋で人の胸を触る光景は　後で思えば不思議かも



　　夏には彼女の調子のよくない情報を他のママからもらっていたので

　　　　「お茶当番は調子が良くなってから　お願いします」

　　などとメールをして　当番が回らないようにを調整していました

　　　　　　　　　　　心配していた夏が終わり

　　　　秋になると　試合で応援する彼女の声が聞けるようになり

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　「ヨッシャー！！！」と

　　　誰よりも大きな声で応援する彼女に　ホッとしました


　　　　
　　　　「自分の髪が伸びてきて　ウィッグを外すときは

　　　　　信頼できる美容師さん切ってもらいたかったね」

　　日本酒を飲みながら　いろいろなお話をしてくれた彼女

　　　逞しいママです　　私が力を貰ったような気もします




　　　　　　「さわって！さわって！胸　さわってみて！」

　　　　　　　　　と心から微笑む彼女の笑顔

　　　　　　　ずっと忘れない　幸せの笑顔です
　
　　　　　　　





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２台目の医療用ウィッグでした

　　　　先週製作させて頂いたU様のエピテーゼの

　　　　　　サイズ調整を昨日させていただきました


　　　　　U様にとっては２台目の医療用ウィッグです


　　　　「病院にあったパンフレットを見て買ったのですが

　　　　　　　　　無駄な買い物でした」とU様


　　それでも１台目の医療用ウィッグはエピテーゼより

　　　　　　　　　　お値段は高い物でした


　　　　　　サイズ調整は久しぶりに苦戦しました　

　　　　　　いつもより多めにお時間を頂いてしまいました

　　　　　　　　　　　すみませんでした


　　　　お一人お一人違う頭の形は　左右の耳の高さまで違います　

　　　　　　　　　それはそれで　楽しかったりします


　　　　　　　　　　　もちろん　今回もピッタリに　

　　　　　　　　　　　「頭が小さくなりました～！」

　　　　　　　　　　　　　と仰っていただきました


　　　　　うちでご試着の後　他のウィッグ屋さんでサイズ調整のことを

　　　　　　　　　　　　　　　ご質問されたそうです

　　　　　　　「縫ってサイズを調整するのは古いと言われ

　　　　　　　　　　　　　ここは違うなと思いました」

　　　　うちでご試着の際　１台目のウィッグをサイズ調整させて頂いておりました

　　　　　　サイズ調整の大切さを実感していてくださったのだと思います



　　　　　ご自分の髪のようにヘアーアイロンでカールを付けて下さっていました

　　　　　　　　「本当の髪と変わりませんね。カールをつけたりできて」


　　　　　　　


　　　　　　　「前のと違って、ウィッグぽくなくって本当に良かったです」


　　　　　　　　　　そう言って頂けること　何より嬉しいことですね　

　　　　　　　　　　　

　　　



　　　　　　　


　　　　　　

　　　　　　　　　

長崎の皆さん ぜひ見て下さい！

‎１０月２８日（日）の長崎新聞に、NPO法人日本ヘアエピテーゼ協会のメンバー
　　　　
　　　　　　　　美容室 aura http://blog.goo.ne.jp/aura-wig の記事が掲載されました

　　　　タイトルは、寄り添い「らしさ」支援。




　　　11月5日（月）には、NIB長崎国際テレビ 『 ニュースevery 』 でもオンエアされます

　　　　　　　　お近くの方はぜひご覧ください