with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第2話《サッカーに夢中になっちゃいました!》

2023年01月05日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

この旅の写真はこちら

「チャオ」その一言から始まっちゃいました。

ここから先は少しの間、私がサッカー好きになった歴史をお話したいと思います。



私の暮らす街にある商店街のイタリアンレストランに食事に行った時のことです。

ドアを開けると突然振り向いて、「ボンジョルノ」って笑顔のイタリア人。

一週間後のある日、彼、名前はアントニオ君って言うんですけど、買い物帰りに

バッタリ

まさか彼が私を覚えているなんて

前から歩いてくる彼が「チャオ」って私にニッコリ。

「嬉しい

 

でも、イタリア語なんて話せないよ〜

考えました「イタリア人ってことは・・・」

そう「カルチォ(サッカー)」です~


ちょうど2002年日韓ワールドカップ開催の年のお話。

イタリア語をカルチォから、「アタカンテ」「ポルティエーレ」etc…

サッカー用語を覚えてみたらどうかなあ



次はアッズーリ(イタリア代表選手の呼び名)のチェックもしちゃおう。

なんてかっこいい〜アッズーリ達

アントニオ君とのコミュニケーションの為だったはずなのに、

たちまちイケ面好きの私はネスタ(イタリア代表・ミランのDF)の大ファンです。



そんなある日、イタリア語会話の本を探しに本屋さんへ行った時です。

ふと隣に気になる「マッサージ」の看板。

お疲れ気味だった私はついついマッサージが気になって

施術してもらっちゃいました。



こういうのって運命ですよね

マッサージの先生。

彼は私と同じペガサス(動物占いです)、しかもお酒好き。

たちまち意気投合しちゃって一緒に飲む約束

友達は「調子が悪いからマッサージにいったんでしょ

何故 飲む約束」なんて言うんです。



いいじゃないですか 出会いってそんなもの

お約束通り先生の知合いのバーに連れてって頂くことになりました。

そこで出会ったバーテン君。

バレンシアCF(スペインのクラブ)のシルバ(バレンシアの現在の21番の選手)似の男の子。

当時のバレンシアCFの21番はアルゼンチン代表、ワールドカップで日本にもやってきたアイマールでしたけれど・・・



しかも 彼ったら中学校卒業後、「ドイツのクラブ、ブレーメンのユース」に留学経験有り。

もちろんプロのサッカー選手を目指してです

「驚き



気がついていただけたと思いますが、

「運命」はマッサージの先生ではありません。シルバ似のバーテン君です。

アントニオ君とマッサージの先生、この出会いに感謝します

でも、出番はここまで・・・

お二人ともごめんなさ〜い



さあ始まっちゃいました。ヨーロッパのサッカー漬けの日々。

ネスタファンの私はもちろんセリエA(イタリアのリーグ)から。

でもJスポーツで観戦を始めると、

リーガエスパニョーラ(スペインリーグ名)の解説者たちの愉快さはダントツ

こんな楽しい解説って初めて。

たちまち、FCバルセロナのサッカーの面白さに夢中になったり、

アイマール、ビセンテ、カニサレスなんてイケ面揃いのバレンシアCFを応援したり。



シルバ君はバレンシアCFのアイマールとレアルマドリーのラゥールのファン。プレーの質が彼好みだとか。

その頃の私は顔ばっかり。プレーのことはあまり分からないからね。

サッカーなんてしたことないし、少し前に見始めたばかりだしね。

そんな訳で、試合をテレビ観戦、

バーではシルバ君からプレーの説明をしてもらっちゃう。

アフターファイブはサッカーの会話に夢中

サッカーのプレーをどんどん理解して、選手たちのプレーの個性や素晴らしさを

覚えていく日々。

仕事場にもサッカー好きの男性はいるものの、やっぱり一味違う彼の視点。

さすがヨーロッパでのサッカーの経験者。

戦術のお話や選手たちの個性や、とても信頼して納得出来るお話が一杯。

彼のお話は視点が独特で、面白くて、

まるでスポンジのようにサッカーに関するすべてを吸収していく私。



そんなイケ面好きの私がレアルソシエダのシャビアロンソ(スペインリーグ)を見逃すわけはありません

その頃強かったレアルソシエダ。青と白の縦縞のユニ着たアロンソ。

たちまち大ファンになっちゃうのは当然のこと。

ネスタ、アイマール、アロンソ、

チャンピオンズリーグではヤングアヤックス(オランダクラブ)の活躍に夢中。

「アヤックスのクリスティアンキブっていいなあ」なんて、少しずつ視点に幅も出てきたり。

リヴァプール? その頃って興味なかったなあ。

プレミアリーグ(イングランドリーグ)はロンドンのチーム、アーセナルを観てました。

稲本選手(日本代表選手)が在籍してたし

それにシルバ君がアーセナルのベルカンプとパトリックビエラが大好きだったことも理由です。

 

 

 

 

続く

 


第1話《英語は出来ない、経験もない、それでも一人旅》

2023年01月05日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

この旅の写真はこちら

2008年11月4日、イングランド、リヴァプールFCのフットボールの観戦に

アンフィールドへ行っちゃいました

スペインマドリッドのチーム、アトレティコマドリーとのチャンピオンズリーグの観戦です。



初めてのサッカー生観戦 

初めてのイングランド 

初めての海外一人旅

家族や友人と海外へ観光旅行の経験は有ります。

でも、それらは旅行会社のツアーだったり、友人にお任せの旅行だったり、

おまけに英語は大の苦手だから、旅先の会話も家族や友人にお任せ。

そして学生時代の英語の授業からは遠ざかって、記憶なんて昔のこと。



こんな私の観戦記。

リヴァプールの街の魅力が一杯の観戦記を期待されて読み始めてくださった方。

ごめんなさい・・・

これって私が初めてづくしで経験した旅のお話。

だから、

「個人旅行が不安な方への旅行の準備」や

「英語が苦手な方への秘策」や、

「私の旅の失敗談」などです。



だって、リヴァプールFCのスタジアム、アンフィールドに現地観戦に行きたくても、

一緒に行ってくれる人って探すの大変。

欧州のサッカー観戦ツアーだって探してみました。

アンフィールドで観戦を希望だと



「ロンドンヒースロー空港乗り継ぎでマンチェスター空港へ。

そこから鉄道でリヴァプールへ。

リヴァプールでは2泊、添乗員なし、観戦以外は自由行動」



この内容に、「燃油代」と「一人参加の追加料金」をプラスしたら、

ぎょっ! 30万円超えちゃう。他に食事代や小遣いも必要です。

スタジアムだって自分で行くんですよ!(教えてくれるらしいけど)

市内観光がある訳じゃないし、「これってツアー



ヨーロッパにサッカー観戦に行ってみた〜い

でも、個人旅行なんて今まで経験ないし

「英語」話せないと個人旅行は無理なんじゃない

おまけに一人旅なんて・・・

一応「女性」の一人旅です。

もちろん、いろいろな方の御世話になりました。

お陰で無事に観戦旅行を楽しんで幸せ〜

また大きな自信にもなっています。

ご理解していただけましたか

この旅で御世話になった方々へのお礼の気持ちを込めて、

「誰かに勇気をお分けしたい

そう思って書き上げたお話です。



だから、大好きなサッカーや野球、ミュージカルやオペラ、

「海外に自由にプランを立てて観に行きたいよう〜」って思ってる方、

出来ちゃうんですよ

このお話やサイト、そしてあなたの勇気で実現してください。



そして、そんなのもう楽しんでるってあなた

もし、お友達が不安を感じていたら、

「大丈夫、頑張れ」って言葉だけじゃなくて、

お友達の不安な内容を理解して、

もっと具体的に情報を提供してあげてくださいね。

お友達のために、あなたがしてあげられること。

ちょっぴり感じて頂けたらと思いま〜す






続く