with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第26話《いよいよ今日は「試合」》

2023年01月22日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

この旅の写真はこちら

お待たせしました

やっと試合当日の朝です。今朝もカモメが鳴いてます。

外は青空とはいかなくても穏やかな日です。ホント 恵まれてるなあ。

またまた、神様、ありがとう

 

今朝はスカウスハウスさんにお願いしてあったチャンピオンズリーグのティケットを現地の方に届けていただく日なんです。

ホテルのロビーで待ち合わせは9時30分。

ロビーに降りて行くとお待たせしていました。

初めて拝見するチャンピオンズリーグのティケット

ティケットを手にして「これで今夜、夢が叶う

ここまでの旅のすべてはこの試合を観戦するためだったよね〜

改めて今ここにいる理由や、

今日までのちょっぴり危なっかしい一人旅の日々を振り返っちゃう。

まだ観戦前なのに、ちょっぴり胸が熱くなってきてしまいました

 

ティケットを届けてくれた方はとても明るくて優しい女性で、暫しの楽しい会話。

彼女の「何か困ったら遠慮しないで連絡してくださいね」って残してくださった言葉が、

まさか自分のなかで蘇り、繰り返されるなんて

この時はまだ知らない幸せ一杯な私でした〜。

 

試合は夜19時45分のキックオフ。

それまで、今日は大聖堂の方に行ってみようかな。

地図を見ながらまだ歩いたことのない方に行ってみます。

 

落ち着いた街並みを地図を頼りに歩き続けて20分位かな。

ラジオシティタワーのある辺りとは全く異なった静かな町並み。

リヴァプール大聖堂に向かっていたつもりなのに目の前にはチャイニーズアーチ。

いつのまにかちょっぴり道を逸れちゃったかなあ

町並みが途切れちゃってる。

 

もう一度地図を確認して、軌道修正です。

こんどはきれいな住宅が並んでる通り。

その住宅のはずれまで来ると見えてきた〜

おおー 大きな大聖堂

写真で見たのと同じだ。



ちょっと遠かったけれど来て良かった

ちょうど1年前にウィーンで大聖堂を見学したけど、ヨーロッパの大聖堂と言ってもこんなに違うんですねえ。

木々の中に落ち着いて温かみのある建造物。

今日は外観だけだけど、きっと次回はゆっくり訪ねて来るからね。

今回の観光はうわべだけの観光になっちゃっててごめんね。

 


次はメトロポリタン大聖堂に向かってみよ〜。

道を進むと真正面に銀色のちょっぴりユニークな建物。

メトロポリタン大聖堂ってすぐにわかりました

「あっ、こんにちは〜

アンフィールドに向かうバスで出会った学生さん達です。

ここも外せない観光スポットだもの。

やっぱり回る場所は同じですよね。

 

そろそろシティセンターの方に戻りましょ。大切な場所がまだでした。

 

マシューストリートとキャラガー選手のカフェに行かなきゃ。

本当はインフォメーションセンターのすぐ近くだったのに今朝まで知らなかったんですよ。

今朝、ティケットを受け取った時、教えていただきました。

「な〜んだ〜、こんなに近かったんだ

リヴァプールだよ ビートルズだよ マシューストリートは外せな

 

インフォメーションセンターの前の通りを入るとキャラガー選手の「カフェスポーツイングランド」。

本当にすぐ近くだ。きれいなお店で液晶テレビが壁に一杯

窓には23番のポロシャツを着たマネキンさん。

スカウスハウスさんにお願いしてるアテンドの方と明日はここで食事の予定だ。

「何だか楽しみ〜

今日はお店の写真撮影だけでガマン、ガマン・・・

 

そして曲がるとマシューストリート。ビートルズだ〜

私は子供の頃、日本人がカバーしてた曲を聞いたのが初めてだったけど、

リヴァプールFCに興味がなかった頃はリヴァプールと言えば

「ビートルズ」だったよね。

ビートルズショップ・・・

キャヴァーンクラブもすぐに見っけ

通りはアトレチコのサポーターもいるいる。

当たり前かあ みんな、スペインからやってきたんだもの。

アトレティコのサポーターだって「この通り」は見ておきたいよね。

 

お腹も空いてきたしそろそろ戻ることにしよう。

ホテルの方へ歩けばどうしてもオフィシャルショップの前を通らなきゃ 

寄らないなんて無理です

またまた、オフィシャルショップ。またまたお買い物。

レジに並んで、お財布からクレジットカード。慣れたもんですねえ。

 

「ない

お財布にしまってあったクレジットカードが

別の場所かも・・・こっちもない

「どうしよう・・・もうすぐ私の支払の番だ

冷静な顔してなきゃ、変に思われちゃったらまずい!

別のカードでこの場を凌ごう。

「落ち着こう、落ち着こう、落ち着こう・・・何処で失くしたんだろう。。。」

 

 

 

 

続く

 


第25話《腰痛の原因はあの日だった!》

2023年01月22日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

この旅の写真はこちら

それにしても腰が辛い

夜、ベッドの上で枕を使って腰を伸ばしたりしてストレッチ。

普段は長距離を歩くのって平気なんだけどなあ。

ギックリ腰とかの経験だってないし〜。

ストレッチしながらひたすら考える私。どうしちゃったんだろう・・・

まだ、リヴァプールの試合を観戦してないし、

ちょっぴり心配になってきちゃいました。



「そうだよ ロンドンからリヴァプールへの移動の日に違いないです」

ヒラメキました

アールズコート駅でディストリクトラインに乗車。

空港から到着の時はピカデリーラインだったからリフトがあって改札まで直行だったけれど、

ディストリクトラインは浅いから階段だった。

もちろんスーツケースを持っての移動です。

そして、ヴィクトリアステーション下車。

外に出る時も階段。


エレベーターはあったかも・・・

だけど出口がいくつもあって迷ったくらいだから気がつかず・・・



それから、コーチに乗車の時です。そう、自分でスーツケースをバスに積むのです。

しかも自分の胸の高さくらいです。だから積むのは苦労したなあ。

リヴァプール到着

バスからスーツケースを降ろすのももちろん自力でです。

これだよね

そう言えば、ロンドン到着初日に食事した友人の話。

彼女には、当日ベビーシッターに預けてる小さな女の子がいる。

「ロンドンの街にはほとんど買い物には来ない」って言ってた。

理由

「地下鉄の駅は階段しかないところが多いし、デパートも・・・

『ロンドン三越』でもエレベーターがないよ

この会話の時は自分に降りかかるなんて思わなかった。

ベビーカーで買い物する彼女の話だったんだもの



古い建物が並ぶ街並みが美しいヨーロッパ。

だからこそ歴史を感じられるのがヨーロッパの旅なんだもの。

設備を求めすぎたらいけないですよね。

だから今は明日のために、今夜はストレッチ、ストレッチ・・・旅はまだ続きます

 

 

 

 

続く