with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第17話《相性が悪いみたいです、スタンフォードブリッジ!》

2023年01月14日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

この旅の写真はこちら

いよいよ初めてイングランドフットボールの観戦

初めての体験はたとえアンフィールドじゃなくたってワクワクしてきちゃいます。

地下鉄はウィンブルドン行きに乗車。

「へえ〜 ウィンブルドンかあ。行ってみたいなあ」

なんて考えてるとすぐ到着。

だって2駅目だもの。



青いユニのサポーターがすでにたくさん到着している駅の改札を抜けると、

「ワォーお巡りさんだ〜

インターネットで見たことあるよ。馬に乗ってるって本当だ。カッコイイ



サポーターの後について歩くとすぐにスタンフォードブリッジ到着。

入口でプログラム購入。もちろん、シルバ君の分も・・・ね





あっ 記念撮影コーナーだ。

ジョンテリーの等身大写真の前で男の子が写真撮影してもらってる。

「かわいい」私も撮らせてもらおう

 

そろそろチケットに書かれたゲート番号を確認しなきゃ。

日本と違って座席番号ごとの入口なんだ。

確認しようと入口に近づくと、警備員が声を掛けてくる。

「ドリンク○×△□って訳の分からないこと言って私のバッグを覗く。

いきなり「ミネラルウォーターの蓋」を持って行ってしまう



「何でよ蓋がないなんてバッグに入れておけないよ〜

「仕方ないなあ。。。」

水を捨てて、改めてまたウロウロ。。。

「えっ また

警備員が来る。。。バッグの中をチェック・・・

文句なんて言える訳ない〜言われてることだって分からないもの〜。



でも、早く中に入っちゃうのが勿体なくて再び辺りをウロウロ。

「どうして〜

また警備員が私のバッグを・・・

「私ってそんなに怪しいか〜

自分のシートに着くまでにちょっとムカ〜 そしてショボン

仕方ないよね。警備が厳しいのも・・・

ここは首都、ロンドンなんだもの。



席はホーム側サイドライン3列目。

カメラマン用のエリアが広くて思ったよりピッチから距離がある感じ。

それに3列目だから確実に雨が吹き込んでくる。



「すみませ〜ん」「すみませ〜ん」「すみませ〜ん」って言いながら座席に到着

ビニールのレインコートを着て準備はOK。

あれイングランドの人ってどうして濡れちゃうのが平気なの

半そでのユニで観戦だったりする。

「信じられな〜い

なんて思ってると「オオッー選手たちが登場。」



いよいよ試合開始。

すご〜い、迫力 ランパードだジョーコール テリー

イングランド代表は応援してるからやっぱり嬉しい。

チェルシーは強い さすがだ〜

でも雨はどんどんひどくなってる・・・寒い

かなり着込んで来てるのに・・・

寒さでだんだん集中力が無くなってくよ〜

ビニールのレインコートを着てても隙間から雨水が・・・冷たい

聞いてた通りイングランドは寒い 半端じゃなく寒〜い

そういえば数日前に雪が降ったって言ってたなあ。

アンフィールドはもっと北にあるよね。あ〜ちょっと心配



試合はチェルシーが圧倒して勝利だ。

本当のこと言えば同じロンドンでこれから始まる試合、「トッテナムVSリヴァプール」の方が気になっちゃうんだよね。



実はネ

ピカデリー駅近くのパブでその試合の観戦が出来ることは調べてあるん

私もかなりイングランドのウェブサイトを検索するのが慣れたもんねえ。

心はすでにパブの方に 「行ってみようかなあ・・・」

「行ってみた〜い・・・」



正直、スタンフォードブリッジは3列目というのにピッチまでの距離があって、

テレビで感じてた距離間と少し違ってた。

「手荷物検査の多さ」や「カメラの持ち込み禁止」や「冷たい雨」って印象が強くてちょっぴりがっかり。

「どうしよう・・・アンフィールドもこんな感じかなあ・・・」

心配がよぎってきた〜



試合も終わり、駅に向かう。あまりの寒さに、終了を待ちわびてたんです。

警備員がひたすら駅に向かって誘導してる。暗いけどまだ夕方5時なんだ・・・

地下鉄に乗ってピカデリー駅に向かおうかな・・・

リヴァプールFCの試合が観戦出来るパブがあるもんね〜



次の目的地を目指してすぐに地下鉄に乗車。

なのに・・・

隣の駅で訳も分からず地下鉄が停車

動かない・・・待ってみる・・・動く気配なし・・・

放送で何か言ってる・・・意味なんて分かる訳ない・・・

携帯電話で連絡を取ってる人たちもいる・・・

降りちゃう人もチラホラ・・・



「どうしよう。。。」

ロンドン到着の初日、友人が話してた地下鉄のお話。

休日は運休が多いらしい。

それに途中で停車してしまうことも結構あるらしい。

「これかあ・・・



でも車内の皆さんは慣れてるって感じ。

ニコニコしてのんびり座ってる人が多い。

慌てたり、焦ったりしてないところがいいね。



もう、リヴァプールFCの試合をパブ観戦するのは諦めて、暫くはのんびり車内観察。

珍しくって眺めてたけど、え〜 動き出す気配は一向に無し。

降りてる人も多いし、私も降りる決意が必要かなあ。

地図を眺めてみると、アールズコート駅へは1駅。

「良かった〜こんなに近くの駅で・・・」ちょっぴり運に恵まれてるかも・・・

アールズコートの駅前にはアールズコート展示センターがあるから目印になるし、歩くのには見つけ易いもんね〜。



無事にアールズコート駅まで歩いて、ここで夜中まで営業してるスーパーに寄ってみる。

お惣菜コーナーでつまみになりそうなものを探して、忘れちゃいけないのは冷えたビール。

雨に濡れて寒いし、地下鉄は停車しちゃって、駅まで歩くし、

パブは諦めたし、ちょっぴりガッカリ

温かいシャワーを浴びてビールでも飲もう

毎日のシャワー後のビールうぃ-っ

「イングランドに来てるなんて幸せ・・・」



ロンドンの宿泊先をアールズコート駅近くにした理由の一つ

夜遅くまでスーパーが営業してま〜す

日本では当たり前になっちゃてるけれどね。

「お疲れさまあ〜

冷えたビールは窓の外側に出してシャワータイムにしま〜す。

これでゆっくりシャワーを浴びても、

ビールは冷えてて「完ぺき

 

 

 

 

続く