こころを合わせてLet's Play ! (ギター)

三重県四日市市で活動しているギターサークル・サルビアのナビゲータ役Itouの個人発信ブログです。

上達の条件  

2009年05月06日 07時04分48秒 | つぶやき
中部日本ギター協会の会報・プラサ・デ・ギターラが届きました。
その中にギタリスト吉本光男氏のコーナーがありました。
【上達の条件】シリーズでこれからも楽しみのコーナーです。
是非にここでご紹介したいと先生のご了解を戴きました。
GW最終日に是非お読み下さいね。^^
6月に発表会をするWIのメンバーさん、こうですよ。 

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~ 決してあきらめない ~

人前で演奏する機会があると、普段と違った緊張感で練習にも身が入り自分でも上手くなったような気がするものです。
しかし、実際に人前で弾いてみると普段の練習の半分も力が発揮できなかったという経験をもっている人は多いのではないでしょうか。
一生懸命練習して、結果が納得いくものでなかったら落ち込んだりがっかりしたりするのは誰にでもあることです。
しかし、その後の心の持ちようこそが上達する為の重要な鍵を持っています。

がっかりして自分の演奏に目をつぶってしまえば、その場は楽かも知れません。
しかし苦しくても、自分の演奏の何処がまずかったのか、気になった箇所は何処だったのか、演奏の時の心の動きはどうだったのか、細部にわたって振り返る作業を積み重ねていく人は、振り返りの後で必ず何かを掴み、上達していきます。
つまり、どんなに苦しくても決してあきらめなかった人だけが本物の階段を探し当て本物の喜びを知る人になるのです。

野球のイチローはボールを打った後決してバットを投げないそうです。
それは道具を大事にすると言う意味もありますが、ホームインしてベンチに戻って来た時、今のヒットが何処にあたっていたかを見て反省材料にする為なのだそうです。
あらゆる機会を自分の能力開発のチャンスと捉えていくイチローのこの姿勢は是非見習いたいものですね。

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吉本光男先生のHPはこちらです。
コメント
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