
公園に出かける。
今日は徒歩800mに挑戦。

いつもの公園の便所。
安らぎがある風景だ。

クチナシが、老いさらばえて一輪咲き残っている。
以前は美形だったろうに・・・
滅びゆくものの美しさ?わずかに色香まで放っている。
花とは無関係に力強い葉が花にとっては残酷。生命の不可思議を感じる。

メタセコイヤの枝が切り払われて、樹液で湿っている。
こんなに目立つ場所で成虫に脱皮したセミはどういう考えなのだろうか?
べたつくのを嫌い、鳥も猫も狙わずに安全なのだろうか?

良く見ると樹液は樹皮と樹肉の隙間を埋めて防水し、樹皮の剥離を防ごうとしている。
切った人も、樹皮表面に似せてわざとギザ面を付けることで速く傷口をふさげると思ってる気がする。
不思議な生命力で、セミや樹木に応援を授かる。

シェリダンスタイルという花と茎がリング状に連携する伝統技に挑戦。
10.3cm×15.7cmの小さな革が、とてつもなく広いグラウンドに感じる。
右手にハンマー左手に刻印という通常の右利きのスタイルをあきらめ、
逆発想で左手でハンマーに変えてやっとここまで彫れるようになった。
美しくない作品だが、健常な時レザークラフトを始めたら
ここまで来るまでにやめていたと思う。
K先生に出会えたこと、大家さんに愛され続けたこと、そして自分の生命力。
全て不思議なことで感謝するのみ。

この空の奥深くに、
セミのことも、俺のことも、
全て含み見つめている何かが居る気がする。
写真を見てくださってありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。





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