前回の記事で矧ぎ合わせの事を書きましたが、矧ぎ合わせをしない場合は一枚板での製作になる訳です。
木に反ると書いて“板”と読む様に板は反って曲がっているので、まず最初に片側の平面を出し次にその面を基準に厚さを決めるのです。
最初の平面だしをムラ取りなんて言いますが幅が30cmまでは大型機械の手押し鉋盤で加工出来ます。 それ以上の場合は手作業で電気鉋等を使って行いますが、手押しを使えば数秒の作業が幅広板なら数十分~数時間掛かります。
次に厚さ決めですが、これも自動鉋盤(幅45cmまで加工可能)を使えば数分で終わる作業が数十分~数時間もかかる訳です。
もともと高価な一枚板ですが加工にも数倍の時間が必要。
それ以上に材のコンディションを整えるのには多大な労力が掛かります。
その様にして作られる一枚板の家具、高価ですがやっぱり迫力が違います。後々の価値も違ってくる事でしょう。
ここ最近、産地で開かれる木材市ではすっかり大径木が出なくなり、出ても高くて落とせないと聞いています。
ますます希少になる大径木です、大事に丁寧に扱ってあげなければ罰が当たりそう。
今回の板は幅65cmで厚さが45mmですが、平面出しをし、最終的には35mmを切る厚さになりそう・・・。1/4近くが木屑となりゴミとして捨てられます。
仕方ない事と解っていても、なんとも切ないと言うかやるせないと言うか・・・そんな気分になりますね。
木に反ると書いて“板”と読む様に板は反って曲がっているので、まず最初に片側の平面を出し次にその面を基準に厚さを決めるのです。
最初の平面だしをムラ取りなんて言いますが幅が30cmまでは大型機械の手押し鉋盤で加工出来ます。 それ以上の場合は手作業で電気鉋等を使って行いますが、手押しを使えば数秒の作業が幅広板なら数十分~数時間掛かります。
次に厚さ決めですが、これも自動鉋盤(幅45cmまで加工可能)を使えば数分で終わる作業が数十分~数時間もかかる訳です。
もともと高価な一枚板ですが加工にも数倍の時間が必要。
それ以上に材のコンディションを整えるのには多大な労力が掛かります。
その様にして作られる一枚板の家具、高価ですがやっぱり迫力が違います。後々の価値も違ってくる事でしょう。
ここ最近、産地で開かれる木材市ではすっかり大径木が出なくなり、出ても高くて落とせないと聞いています。
ますます希少になる大径木です、大事に丁寧に扱ってあげなければ罰が当たりそう。
今回の板は幅65cmで厚さが45mmですが、平面出しをし、最終的には35mmを切る厚さになりそう・・・。1/4近くが木屑となりゴミとして捨てられます。
仕方ない事と解っていても、なんとも切ないと言うかやるせないと言うか・・・そんな気分になりますね。

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