家具製作では欠かせない作業に “ハギ合わせ” と言うモノがあります。
今の時代、幅広い一枚板だけで家具を作るのは難しいので、幅の狭い板を接着して大きな板を作ります。
それをハギ合わせと言っております。
接着材の特性で接着面に強い力で圧力を加えないと強固に接着出来ないのです。
その加工ですが、通常の板なら難しい事はありません(プロ なら)
↓ こんな感じ
でも、耳付き材と呼ばれる樹皮が付いた板の場合はちょっと面倒なのです。
直角じゃないのでクランプによる圧締ができない!!
いろいろな方法があるのですが今回はこんな治具を作ってみました。
↓ これが耳
こことピッタリになるように角材を削ります。
左右4か所 合計8か所を測定して木片を作り、MDF4mmでサンドイッチ。
一方向に反らない様にクランプを交互にかけて圧諦します。
なかなか面倒な作業だけど仕方ない。
木工とは手間の掛かる仕事なのであります。
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