先日行った仕事を紹介します。
すごく珍しい仕事で、なんと校章のリペアです。
体育館にある演台に取り付けてある校章を取り外して綺麗にすると言う仕事。
桂の木を彫刻刃で掘り込んで製作した物に塗装をしてあります。長年の使用で傷だらけ!!

まずは、この塗装を取らない事には進めませんので劇薬の剥離剤を塗布して塗料を溶かします。

スクレーパーやマイナスドライバー等で溶けた塗料を剥がし、ウエスで除去した後に水で洗浄。

乾いたらサンドペーパーで研磨します。 形が崩れるので、一部深い傷は除去出来ず。まぁ味でしょう。

#320のサンドペーパーまで掛け、木地を整え、裏側は平面出しをして、下塗りのサンディングシーラーの吹き付けを2回施しました。

#400のサンドペーパーで研磨してから仕上げの2液性ウレタン塗装(3分艶)に入ります。今回小傷や欠け、変色もあるので顔料系の着色材(ブラウン)を入れ少し色を付けます。こちらも2回の吹き付け。 写真は1回目

最後に、文字部分に金色を乗せます。 こちらはラッカーの金色。透明塗料に金粉みたいな粉を入れ混ぜ合わせる塗料。刷毛で5~6回塗り重ねて完成です。

この仕事、1点もので失敗は許されず、ちょっとした緊張感を感じながら進めましたが、綺麗に仕上がりました。
すごく珍しい仕事で、なんと校章のリペアです。
体育館にある演台に取り付けてある校章を取り外して綺麗にすると言う仕事。
桂の木を彫刻刃で掘り込んで製作した物に塗装をしてあります。長年の使用で傷だらけ!!

まずは、この塗装を取らない事には進めませんので劇薬の剥離剤を塗布して塗料を溶かします。

スクレーパーやマイナスドライバー等で溶けた塗料を剥がし、ウエスで除去した後に水で洗浄。

乾いたらサンドペーパーで研磨します。 形が崩れるので、一部深い傷は除去出来ず。まぁ味でしょう。

#320のサンドペーパーまで掛け、木地を整え、裏側は平面出しをして、下塗りのサンディングシーラーの吹き付けを2回施しました。

#400のサンドペーパーで研磨してから仕上げの2液性ウレタン塗装(3分艶)に入ります。今回小傷や欠け、変色もあるので顔料系の着色材(ブラウン)を入れ少し色を付けます。こちらも2回の吹き付け。 写真は1回目

最後に、文字部分に金色を乗せます。 こちらはラッカーの金色。透明塗料に金粉みたいな粉を入れ混ぜ合わせる塗料。刷毛で5~6回塗り重ねて完成です。

この仕事、1点もので失敗は許されず、ちょっとした緊張感を感じながら進めましたが、綺麗に仕上がりました。
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