奥田英朗著「家日和」読みました。
夫婦の家の中での暮らしを面白おかしく描いた短篇集。
特に笑えたのは「ここが青山」。
「人間いたるところに青山あり」ということわざ私は今まで正しい読み方をしていなかったことに初めて気付きました。正しくは「じんかんいたるところせいざんあり」だそうです。
人間はじんかんと読み世間を意味するとか。せいざんも青い山々でなく墓場だったとは。
知らなかったです。
会社が倒産して家事にいそしむようになった夫の日常なのですがこんな夫だったら私より手際いいかもって感心。
「妻と玄米御飯」は何やら作者を想像させてラストの緊迫したドタバタに笑わせられました。
伊良部ドクターのシリーズも好きですが全体に日常をおちょくってる感じのする話も大好きなのでとても面白かったです。
2002年の大藪春彦賞の「邪魔」では暗い人生を書いていてスリルとサスペンスにミステリーの読み応えのある話に魅了されてしまいそれからずっとファンですが同じ作者とは思えません。
オススメ。
夫婦の家の中での暮らしを面白おかしく描いた短篇集。
特に笑えたのは「ここが青山」。
「人間いたるところに青山あり」ということわざ私は今まで正しい読み方をしていなかったことに初めて気付きました。正しくは「じんかんいたるところせいざんあり」だそうです。
人間はじんかんと読み世間を意味するとか。せいざんも青い山々でなく墓場だったとは。
知らなかったです。
会社が倒産して家事にいそしむようになった夫の日常なのですがこんな夫だったら私より手際いいかもって感心。
「妻と玄米御飯」は何やら作者を想像させてラストの緊迫したドタバタに笑わせられました。
伊良部ドクターのシリーズも好きですが全体に日常をおちょくってる感じのする話も大好きなのでとても面白かったです。
2002年の大藪春彦賞の「邪魔」では暗い人生を書いていてスリルとサスペンスにミステリーの読み応えのある話に魅了されてしまいそれからずっとファンですが同じ作者とは思えません。
オススメ。