鬱としい梅雨の晴れ間、七月初日の照り付ける太陽のもと早朝よりお花を切り
準備する。 待ち望んでいた木槿は咲かず有り合わせのお花を集めて入れました。
軸～～～～～「黙 々 行 吾 道」 滋賀院門跡大僧正 渡辺恵進書
修行者のひたすらな求道心は一つの関門を突破すれば、さらなる難問が
思いがけずまた前途をさえぎる、勇気を出して進むことしかない
一筋の道である。 長い人生には様々な事がありますが
この教えの万分の一でも習得したいものです。
お花～～～～矢筈ススキ、桔梗、紫陽花
茶杓飾りをして美味しいお濃茶をいただきました
主菓子～～～～～七変化 きんとん 「団十郎」
七夕の趣向で葉蓋手前で洗い茶巾今日の暑さに相応しいお点前ができました。
葉蓋には秋海棠の葉を使用
干菓子～～～～～さざれ石 「二条若狭屋」
菓子器～～～～～団 扇
先日来の梅雨の蒸し暑さで体調不良になり欠席の方が出来ましたが、
お互いに高齢の悲しさ、労わり会いながら一時を楽しめる幸せを喜び
お終いにしました。
お元気そうで何よりです。
久し振りに拝見いたしましてうっとうしく蒸し暑い
私の部屋に冷風が覗いてくれたような感じです。
体調不良で欠席されていた方もご参加されたようですね。
この前暑い日差しでしたが東福寺天徳院に行き
今を盛りに咲いていました庭一面の桔梗を楽しんで
参りました。
時間もありましたのでお茶を一服頂いてきましたが
長い間正座が出来なくなっていたのは悲しいことでした。
雑用に追われているうちに半年過ぎ去り、去りゆく月日を惜しみながらのこの頃です。
東福寺でのお楽しみ羨ましく思います。お席めぐりも出来なくなったこの頃、家でのお稽古が楽しみの一つとなりました。
8月には義妹の忌明けも終わり、落ち着けると思いますので
よろしくお願い致します。