AKB48の2代目総監督を務めた横山由依が9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行った。約12年間、16歳から始めたアイドル活動にピリオドを打った。今年9月に卒業を発表し、苦楽を共にした劇場との別れ。最終曲前にマイクを握り「あっという間。まだ卒業の実感がない。今、この劇場の景色を目に焼き付けたい。背中を押して、応援してくれてありがとうございます。でも、楽屋でメンバーとワチャワチャできないのが寂しいな」。劇場に集結した205人と、会場の外にあふれたファンに感謝を届けた。最終盤には、14年に初代総監督を務めた高橋みなみも駆けつけた。ドレス姿の横山を見て「卒業おめでとう。すっごいきれいになって、卒業する顔になっている」と号泣。横山に総監督を引き継いだことを振り返り、「由依ちゃんがいたから、自分が卒業できると思った。今はすごい由依ちゃんは成長していると実感している。誰からも慕われて、絶対に成長すると思っていた。卒業の実感はこれからゆっくりくるかな」と今までの活躍をねぎらった。横山は2009年に研究生として加入。2014年に初代の高橋から総監督を引き継ぎ、19年3月に向井地美音に譲るまでグループをリードした。※引用しました!