群馬県前橋市は、街の個性や多様性を尊重する街づくり「スローシティ」の考えを広めようと、国内ネットワークを設立すると発表しました。「スローシティ」は、前橋市の友好都市・イタリアのオルビエート市などが発祥で、地域の歴史や文化、自然環境などを大切にし街の個性や多様性を尊重する街づくりの考え方です。現在、世界33カ国の291都市がスローシティの国際連盟に加盟していて、国内では2013年の宮城県気仙沼市のほか、2017年には前橋市が認証を受けています。今回、承認を受けた2つの市が国内ネットワーク組織の構築に向けてスローシティの考え方を広く普及しようと10月20日に設立総会を開くものです。スローシティの国内ネットワークの構築には、3都市以上の認証が必要となることから、岡山県井原市の関係者が参加する予定です。山本市長は、「自分たちの街を好きになってもらえるよう今後、多くの都市に参加してもらいたい」と期待を寄せました。※引用しました!