雄介食べ歩きBLOG

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第164回直木賞

2021年01月21日 | 日記

西條奈加さんの「心淋(うらさび)し川」(集英社)が受賞作に決まった第164回直木賞。候補6作に入っていた加藤シゲアキさんの「オルタネート」(新潮社)は受賞を逃した。アイドルグループ「NEWS」メンバーで、作家としても活動している加藤さん。今回の選考過程でも筆力を評価する声は多かった。「とっても惜しかった。個人的には、もう少しで取れたと思います」20日に東京都内で行われた選考会の直後、選考委員を務めた北方謙三さんはこのように振り返った。「オルタネート」は、高校生限定のSNSマッチングアプリをめぐる現代の若者の群像劇を描いた青春小説。10万部のベストセラーになっており、文芸編集者からも「小説の腕を格段に上げている」などと評価されていた。選考では、候補6作のうち上位4作に入った。文章の冗漫さや「物語としての破綻のなさ」を指摘する意見があった一方で、青春小説として非常によく書けていると評価する声も多かった。ただし、西條さんの「心淋し川」がより圧倒的な支持を集めたため、直木賞受賞には至らなかった。ハードボイルド小説、歴史小説の大家である北方さんは、作家としての加藤さんの今後に期待を寄せる。「私は青春小説としてよく書けていたと思ったし、強く推しました。加藤さんには今後、小説の細部にこだわるのではなく、表現を突き抜けて、深いところにドーンと入っていくような小説を書いてほしい。私はそう切望しました」※引用しました!



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