全国高校ラグビー大会最終日

◆全国高校ラグビー大会最終日 ▽決勝　東福岡４１ー１０報徳学園（７日、大阪・花園ラグビー場） 全国高校ラグビー大会決勝が行われ、東福岡が報徳学園を下し、６大会ぶり７回目の優勝を果たした。昨春の全国選抜大会決勝ではコロナ禍のため東福岡が辞退し、報徳学園が不戦勝で初優勝。当時は実現しなかった“幻の決勝”を、東福岡が制した。ともにＡシードでチーム力は互角と言われる両チーム。立ち上がりは東福岡がペースを握った。前半０分に左中間ラックよりボールをつなぎ、ＷＴＢ上嶋のトライで先制。さらに同１２分、ＦＢ石原のトライでリードを広げた。しかし報徳も前半２２分。ＮＯ８石橋が猛烈なキックチャージでボールを奪い、ＣＴＢ炭竃がトライ。１２―７と追いすがり、前半を終えた。後半２分には報徳のＳＯ伊藤がペナルティーゴールを決めて、１２―１０と２点差に迫った。しかし東福岡は同１０分、ラインアウトよりボールをつなぎ、ＣＴＢ西のトライで突き放した。さらにトライを重ねて、リードを広げた。藤田雄一郎監督「６大会ぶりの優勝というより、この３年間、高校ラグビー界も大変な思いをして続けてきた。サポートしていただいた方に、感謝の思いしかありません。（優勝できなかった）５年間の壁も大きかったし、彼らも３年間地道に、自分のできることをコントロールしながら続けてきた。すごい３年生だと思います。３年生の底力ってすごいんで。いろんな思いで、行動制限された３年間。ここで力が発揮できて、うれしく思います」※引用しました!