並木たより

写真付き日記

御殿山公園

2007-08-10 09:28:33 | 日記・エッセイ・コラム

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御殿山公園に原六郎の坐像がある。尊皇攘夷の志士進藤俊三郎。1863年(文久3年)10月生野挙兵に参画して敗れ、京都に潜入し、鳥取藩邸の庇護を受け、以来原六郎を名乗る。

高杉晋作と出会い長州に走って遊撃隊に入り、第二次幕長征討の際は幕府軍と戦い、戊辰戦争では山国隊を率い、1969年(明治2年)親兵第二中隊司令官、3年陸軍大尉となる。

明治4年渡米してエール大学で経済学を学び、さらに8年渡英してキングス・カレッジで銀行論を学び1978年(明治11年)帰国。

帰国後、第百国立銀行東京貯蓄銀行を設立。1883年(明治16年)には第3代横浜正金銀行各頭取に就任。この他日本、台湾勧業興業各銀行の創立委員、富士製紙横浜船渠各会社長、山陽北越両鉄道、東洋汽船帝国ホテル、汽車製造、猪苗代水田などの各重役を歴任。往時は渋沢栄一安田善次郎大倉喜八郎古河市兵衛とともに五人男と並び称される。