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悲しき時は、貧する時にあらず、国人に捨てらるる時にあらず、孤独この世に存在する時にあらず、無学をもって人にわらわるる時にあらず。
悲しき時はわが心の眼に神が見えずなる時なり。わが霊魂が欣慕(きんぼ)する者の面(かお)が疑いの雲をもって、おおわるる時なり。
その時わが蔵は充つるも、われに歓喜なし。わが名は万国の民のほむるところとなるも、われに満足あるなし。わが首(こうべ)の上に太陽は照るも、われはひとり暗夜にたどるがごとき心地するなり。
われ、わが神を見失うて、われは死せると同然なる者となるなり。われの愛する者、われの恋い慕う者、われの生命よりも尊き者はわが神なり。 (内村鑑三)
「汝はわが避け所、われを仇より逃れしむる堅固なる櫓(やぐら)」(詩篇61:3)
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(今日のお弁当)
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(今日の夕食)
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