平和

ヒマラヤ桜

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北品川の第一京浜国道からミャンマー大使館のある御殿山に至る路地に入った右手にヒマラヤ桜がある。

ネパールのビレンドラ前国王の来日記念に植えられたと説明書きがでている。

数年前ヒマラヤトレッキングにでかけた折、ルクラからカラパタールまでのいわゆるヒマラヤ街道を半月かけて歩いたのであったが、ナムチェバザールに至る山道が桜の花盛りであったのを思い出す。

名王は息子の皇太子に殺されたと報道されたが、ヒマラヤの山人たちは、そう発表した新王のギネンドラが下手人で、米国のCIAが黒幕であると登山客である我々に熱心に説明して聞かせていた。

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御殿山公園

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御殿山公園に原六郎の坐像がある。尊皇攘夷の志士進藤俊三郎。１８６３年（文久３年）１０月生野挙兵に参画して敗れ、京都に潜入し、鳥取藩邸の庇護を受け、以来原六郎を名乗る。

高杉晋作と出会い長州に走って遊撃隊に入り、第二次幕長征討の際は幕府軍と戦い、戊辰戦争では山国隊を率い、１９６９年（明治２年）親兵第二中隊司令官、３年陸軍大尉となる。

明治４年渡米してエール大学で経済学を学び、さらに８年渡英してキングス・カレッジで銀行論を学び１９７８年（明治１１年）帰国。

帰国後、第百国立銀行・東京貯蓄銀行を設立。１８８３年（明治１６年）には第３代横浜正金銀行各頭取に就任。この他日本、台湾勧業興業各銀行の創立委員、富士製紙・横浜船渠各会社長、山陽・北越両鉄道、東洋汽船、帝国ホテル、汽車製造、猪苗代水田などの各重役を歴任。往時は渋沢栄一・安田善次郎・大倉喜八郎・古河市兵衛とともに五人男と並び称される。

筆子その愛

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関内ホールで「筆子その愛　ー天使のピアノー」 の上映会が行われた。

客足は伸びず、わずかに７０名余。

お客の入りが少なくても主催側の稼動は減らず、一同疲労困憊。

映画のセリフではないが、これぞまさに「慈善事業」

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十字架

われ史をひもといて国は興きてまた亡び、民は盛えてまた衰うるを読む。ただ見る一物の時代の廃壊の中にあって毅然として天に向かって聳ゆるあるを、これキリストの十字架なり。

世は移り人は変わるとも、十字架はその光輝（ひかり）を放って止まず。万物ことごとく零砕（れいさい）に帰する時に、これのみはひとり残りて世を照さん。

十字架は歴史の中枢なり。人生のよって立つ磐石なり。これによるにあらざれば強固（きょうこ）あるなし。永世あるなし。

余はみなことごとく蜉蝣（ふゆう）なり。これのみが窮（きわま）りなく存（たも）つ者なり。  (内村鑑三)

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