並木たより

写真付き日記

R夫人の通夜

2008-06-11 00:40:26 | 日記・エッセイ・コラム

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古き良き時代の、文字通りの「令嬢」であった。

正月に肺癌を告知され、多磨墓地の花見が最後の「外出」になった。

湘南海岸沿いの、お気に入りの病院で、充分な終末ケアを受けた。

波乱に富んだ、しかし恩寵の、生涯であった。

「人は心におのれの途を考えはかる。されどその歩履(あゆみ)を導く者は主なり」(箴言16:9)

A man's mind plans his way, but the Lord directs his steps. (Proverbs 16:9)

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継続

2008-06-10 10:40:19 | インポート

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ミャンマーサイクロン被災地支援の第二班が出発する。

支援物資は、先遣隊の報告にもとづき、消毒薬よりも石鹸を、衣類よりもローソクをふやす。

ヤンゴンのマーケットで調達するのが最善で、ヤンゴンに無いものはバンコクで仕入れるのが次善ということで、往路バンコクにも一泊する。

4名で、2名ずつ2チームで行動する。ベテランは1名のみで、他は初心者。少々気掛かりではある。

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通り魔

2008-06-08 01:18:26 | 日記・エッセイ・コラム

大変な事件が起きた。突然7人の人が亡くなった。どの死も「想定外」であったことだろう。テレビでニュースを見ながら、いろんなことを考える。第一はわが国(一般人)の無防備さ、第二は事実軽視の建前主義。

おそらく韓国ならこうまで被害は広がらないであろう。一般市民の過半が兵役経験者で、護身の基本が身についている。大学でも韓国からの男子留学生は(みな兵役を済ませて来るせいか)日本の男子学生とは姿勢も態度も格段に立派で頼もしい。

報道につられて井戸端会議でも犯人を「容疑者」と呼ぶ。事実は「犯人」なのに、未決という建前が優先する。法治国家だから法律優先なのは良い。しかし、客観的(したがって科学的)事実よりも建前を優先する風潮はどこかおかしい。

そうした「異常さ」や「おかしさ」の延長上に、この通り魔事件がある。もう沢山だと言いつつ、また繰り返す。本当にもう沢山だ!

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映画「恋するトマト」クマインカナバー

2008-06-07 01:09:00 | 日記・エッセイ・コラム

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映画「恋するトマト」を観る。付き合う相手もなく、独り淋しく観賞する。その「孤独感」が映画の内容とよく符号する。

午前の上映が終わって、午後の上映までの「休憩時間」に、主演の大地康雄の講演がある。主人公そのままである。農業後継者問題を訴える。山田火砂子の舞台挨拶とはまた違った迫力がある。

帰り際に、受付で、横浜キネマクラブのM夫人に会う。やれやれ、ようやく知人に会えた。

数人の「お仲間」に紹介される。息子の関係者として紹介される。(成る程、いつの間にか世の中はそういうことになっているのか!)

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