数年前になくなった祖母は
十五夜の月と十三夜の月は
「同じところで見ないとだめよ」とよく言っていました。
調べてみると、旧暦八月十五日の「中秋の名月」と
旧暦九月十五日の「十三夜」の月は
「同じ庭で見るもの」とされていて
別の所で見ることを「片見月」と言われ
縁起が悪いと言われていたそうです。
また、「中秋の名月」を楽しむのは中国で生まれた文化ですが
この「十三夜」を楽しむと言うのは、日本独自のものだそうで
なんとなく日本人の細やかな感性が表れているようで
うれしく思いました。
区切りの月を撮る時にいつも思うことですが
たとえば今回の十三夜は「新暦10月23日」なんですが
でも、23日の何時ごろが十三夜なんでしょうか。
これは23日の1時ごろの写真です
そしてこれが23日の20時少し前
色が違うのは露出の関係ですが
後の月のほうが、「十三夜」と言う感じですね。
ちなみに、最初の写真は23日の2時ごろの写真ですが
曇っていた分、「オリオン座流星群」の流れ星が
少し見えました。
前の日は、大小合わせてたくさんの流れ星を楽しめました。
あさっての満月はお天気がちょっと怪しそうです・・・