メルク社、利益率の高いがんワクチンの深刻な副作用を隠蔽した罪で起訴
13時間前 (更新: 13 時間前) Sputnik
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ドナルド・トランプ大統領の国務長官として。上院での厳しい承認争いに直面しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、以前「犯罪組織」と呼んでいた製薬会社を統制し、その製品によって被害を受
けた人々への、賠償を求めることを誓っている。
米国第2位の製薬会社は、反証があるにもかかわらずガーダシルがんワクチンを安全であるかのように宣伝したとして告発され、陪審裁判に直面している。
この薬は米国、EU、オーストラリアで9~45歳の人々に広く処方・販売されており、Gaviワクチンアライアンスの助成金を通じて、発展途上国でもHPVが原因となる子宮頸がん、頭頸部がん、その他のがんの予防に使用され、メルク社は2023年に80億ドル以上の利益を上げることになる。
しかし、RFKジュニア氏を含む批評家はガーダシルを「危険で欠陥がある」と呼び、ガーダシルは実際には一部のがんのリスクを高め、極度の偏頭痛や記憶障害から発作性麻痺、心臓障害、過度の不眠症、胃不全麻痺まで、人生を変えてしまうような一連の障害を引き起こし、この薬の主なターゲット層である10代の若者の一部を実質的に不自由にしてしまう可能性があると述べている。
ロサンゼルスの女性の代理人弁護士は、同社がガーダシルの効果を誇張し、副作用を隠蔽して消費者を誤解させたと非難している。
メルクの弁護士は「これらの主張に対して断固として抗弁する」と約束し、彼女の負傷が「実際にワクチン接種によって引き起こされた」という証拠はないと主張している。
メルク社は長年にわたり、数十億ドルの損害賠償金を支払ってきた。その中には、2007年に数千人の米国人に心臓発作や脳卒中を引き起こすことが判明した抗炎症薬「バイオックス」の被害者に支払った48億5000万ドルの和解金も含まれている。
また、メルク社は国外でも犯罪行為を行ったと非難されており、ロシアの放射能・化学・生物防衛軍はウクライナで押収した数千点の文書を公開し、メルク社や他の米国や欧州の製薬会社が、知らない間にウクライナ人を対象に自社製品を積極的にテストしていたことを明らかにした。