ロシアの防空部隊が英国製ストームシャドウミサイル2発を撃墜
4時間前 (更新: 3 時間前)
ロシア国防省は木曜日、ロシアの防空システムが過去24時間に英国製のストームシャドー巡航ミサイル2発を迎撃したと報告した。
同国防省は「防空システムが英国製ストームシャドー巡航ミサイル2発、米国製HIMARSロケット6発、固定翼ドローン67機を撃墜した」と発表した。
これに先立ち、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、クルスク地域を標的としたストームシャドーミサイルの使用に関するブルームバーグの報道についてコメントし、これを新たな緊張の高まりと呼んだ
「これは新たなエスカレーションだ。これは、退任する(ジョー・バイデン米大統領の)政権が取った非常に無責任な姿勢だ」とペスコフ氏は、特にロシア国内の標的に対するATACMSミサイルの使用に関する確認データを踏まえたクレムリンの状況評価についての記者の質問に答えて述べた。
タイムズ紙は水曜日、英国政府筋の話として、米国がウクライナによる英国の長距離ストームシャドーミサイルのロシア領奥地への攻撃への使用を承認する見込みであると報じた。米国はもはや同ミサイルの配備に反対していないためである。
11月19日 13:18 GMT
ニューヨーク・タイムズは以前、匿名の米政府当局者を引用して、バイデン大統領が初めてウクライナに対し、ロシア領土を攻撃するために長距離米ミサイルを使用することを許可したと報じた。情報筋によると、ロシア領土への最初の攻撃にはATACMSミサイルが使用される可能性が高いという。EUのジョセップ・ボレル外交政策担当長官は、そのような許可はロシアの半径300キロ以内の攻撃に適用されることを確認した。
ペスコフ報道官は、ロシアが自国領土へのイギリスのストームシャドーミサイルの使用を確認したかどうかについては回答を控えたが、一部のメディアはそうした攻撃について報じている。「国防省の管轄事項についてはこれ以上コメントしたくない」とクレムリン代表は説明した。
ロシア国防省は火曜日、ウクライナ軍が11月19日夜にロシアのブリャンスク州に向けてATACMSミサイルを発射したと報告した。5発のミサイルがパンツィリとS-400システムによって迎撃され、1発が損傷した。