【米投資ファンド、フジ日枝氏の辞任要求「独裁者」と批判】
フジテレビをめぐる継続問題を受け、米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」は3日、フジ・メディア・ホールディングスに向けて、取締役相談役を務める日枝久氏の辞任を要求する書簡を書いたことを述べた。
各メディアの報道によると、書簡では、日枝氏について「取締役会に対して絶大な支配力と影響力がある」と指摘し、「企業判断が欠陥機能にあることは明らかだ」と発言されている。その上で、「なぜ一人の独裁者が、この巨大放送グループを40年近くも支配することが許されてきたのか」と批判し、「そこそこ構造をよく見直さなければスポンサーや協力者はまた「てこらえろう」として日枝氏の辞任を述べた。 また、フジ・メディア・ホールディングスに対して、取締役会の過半数を独立した社外取締役が勝とうとする体制を見直すことも求められた
。港浩一社長の責任辞任を発表。
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フジ・メディアHDが業績見通しを下方修正、売上げ501億円減に
フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングスは企業間でコマーシャルを見合わせる動きが続いていることを受けて、3月期決算の業績見通しを下方修正した。
フジ・メディア・ホールディングスは30日に取締役会を開き、企業が自社のコマーシャルを公益社団法人に差し替えた分とキャンセル分について、料金を請求しないことを決めた。
これに伴ってグループ全体の売り上げは501億円減って5482億円、最終的な利益は192億円減って98億円となる見通し。