子どもが不登校になったとき、親に出来ることは
子供の不登校がクローズアップされる社会になってずいぶん経ちましたが、これは増え続けているようです。これは社会のひずみが教育現場にあるということです。
子供達がなぜ不登校になるのかは、原因は様々な物があると思います。
不登校の子供を持つ親のすべきこと、心得など、沢山のブログがあるようですので、詳しくはそちらをご覧になってみてください。
私の意見を述べます。
不登校児はなぜなるのかは、子供は何回も「ある事に遭遇」してきているとみていいでしょう。
それが何であるかを、まず親は聞いて見ましょう。
子供の話をとことん聞きましょう。その時に親は、自分の意見を挟まないことです。
子供なりに何かを感じて、たまりにたまって行きたくない気持ちになっているのです。
子供達は自分の感情の処理がわかりません。子供達は心を痛めるまで我慢をして来たことでしょう。
「学校へは行きたくない。」と言われると母親として、どうして良いのかわからないくなり、もしかしたら自分を責めたり、パニックになったりするかもしれません。またこのような子供の父親は、相談できる時間もないこともあるかもしれません。子育ての重圧を母親は常に持っているものです。
それだからこそ、子供の話を聞き、子供が何を感じてきたのか、なにが嫌になっているのかを、聞き出しましょう。そして子供が「嫌」という感情を持っていることを、「そういうことは、嫌だと思うんだね」とまずは理解してあげてください。
そして話を全部聞いたところで、「君は間違っていないよ。お母さんだって、そんなことになったら、辛いもの、わかるよ」と励ましてあげてください。
子供にとって大切な事は、自分の味方をしてくれる者の存在を知る事なのです。子供は味方をしてもらう事で、自分の考えが間違いではないことで安心できます。そして自分の心が感じている事が間違いではなく、正しい事を感じていることを知っていきます。
子供が自分の良心に芽生える時なのです。
子供達は実に純真な心を持って誕生してきます。社会にある理不尽な人が、たとえば子供の先生であったり、友達の親だったりすることもあります。友達のいじめも原因としてあっても、それに対する先生が理不尽であることも、あるのです。(親はそんなことぐらいで、と決して言わない事です)
子供達は自分の良心で判断をしているのです。
子供達の話を聞くことをせずに、学校へ行かせようと言い聞かせても、子供達がガンとしてそれをはねのけようとするのでしたら、これは親が子供を理解しようとしていない事を、子供が態度で示しているのです。
子供が学校へ行かないという事を親が「困った」とまず自分を責め、社会的な親としての責任をオソレてしまうからです。
子供達は感情がとても豊かであることを、思い出してください。純粋な心で生きて来た子供に、なにか理不尽な事が起きていたのです。
子供の話は一度ではなく、何度か聞く方がいいでしょう。子供は話すことで自分の感情の処理が出来てくる事に、やがて気づいてきます。
親子の話合うことの素晴らしさがここにあります。
そうした関係は、子供に自尊心を持たせてくれるのです。親子の話あいで、親子の信頼関係を築き、さらに子供は自尊心という大切なものを、所持出来るようになっていきます。
自尊心は心のバランスを保つ大切なものです。これは一生物だと私は考えています。
子供がまた学校へ行くかどうかは、子供の判断に任せましょう。
ここでは親の意見を発しない事です。子供の心は大きく伸びていきます。