犬は賢い動物なだけに、成長期に無理なことをさせると、長じて問題行動をするようになるかもしれないです。
成長期は、眠りたいときには静かに寝かせてやるのがいいと感じています。
お手だのお座りだのと教えることに腐心して、おもちゃのように扱うのはよくないですよ。
それと、子犬時代に咬むクセがあると困ります。
そのまま咬むクセが直らなければ、成犬になって手を焼きます。
うちのペキもそうでした。
それまで飼った犬がそういうクセがなかったので、困惑して、犬のトレーナーに相談したり、本を読んだり、知り合いの獣医師に相談もしましたが、なんの役にも立たず、結局は、私が犬の習性を利用することにして、解決しました。
犬は群れの生き物だから、うちでは私が仲間なわけで、私から無視されることは恐怖なわけです。
なので、咬んだら、一言強くダメ! と言って、数分、目を合わせずに無視をします。
このとき、犬の傍にはいますよ。
犬は、私を目を合わせようと私の顔を追いますが、そこを横を向いて無視。
数分して、犬がシュンとしたら、咬んだらだめなんだよ、と言って、ギュッと抱きしめて、可愛い可愛いと十分すぎるぐらいに撫でまくってやります。
これを数回やったら、犬は、咬んだらダメなのだと覚えました。
飼い主は愛情と凛とした心が必要です。